「作風が未完成」ワンダフルライフ 佐ぶさんの映画レビュー(感想・評価)
作風が未完成
この後に撮られたディスタンスでもそうなのだが、リアリティをだすため色々試行錯誤しているがまだまだその手法は完成には至っておらず不自然さが残っている。
おそらく素人さんに状況を伝えて自分の過去を話して貰っているシーンは自然なのだが、その素人さんに演技をさせているシーンとのギャップが大きい。役者さんが演じてるシーンでも巧い人と下手な人の差が激しうえ、素人さんの自然なシーンと役者さんの上手なシーンにもギャップがある。このちぐはぐさが気になって映画に入り込めない。
それと、この漫画チックな設定にリアリティをだすドキュメント風を組み合わせたのも噛み合っておらず、死んだ人が赤ちゃんなら?動けないご痴呆症のご老人なら?という疑問などが浮かんでしまう。
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