「銀行強盗を繰り返す二人の逃走劇」明日に向って撃て! 葵須さんの映画レビュー(感想・評価)
銀行強盗を繰り返す二人の逃走劇
クリックして本文を読む
1969年度アカデミー賞脚本/撮影/作曲/歌曲賞受賞作品。
二人の男が銀行強盗を繰り返しながら逃亡劇を繰り広げる話。
結論として自分には合わず、最後まで見ることはできたが視聴後面白かったとはいえない。理由を考えるとこの作品のテーマがジャケット裏に書かれているように、夢を追い求める男が時代に取り残されていく様を描いているため、彼らはこの作品を通じて度々障害にぶつかりはするが自分の生き方を最後まで変えていないため、彼らの変化を見ることができず最後まで同じ逃亡劇の繰り返しとしてしか受け取ることができなかったからだと思う。ジョージ・ロイ・ヒル監督のスティングは面白かった記憶はあるがこちらは自分には合わなかった。彼らがそのようにしか生きれない切実性や内面の葛藤、彼らの個性に肉薄した表現をより強く描いていれば自分にも刺さったのかもしれない。話は少し変わってくるが、最近みたアニメ、スーパークルックスは最後まで犯罪をやめない馬鹿な登場人物ばかりの話だったが面白かった。
コメントする