「俺の性にあわない」明日に向って撃て! ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
俺の性にあわない
ライオンが南極に住めない様に、ペンギンはサバンナで生きていくことはできません。それは、生物として当たり前のこと。
ブッチとサンダンスは、強盗です。
例え彼らに、まともに生きていける場所があったとしても、まともな仕事があったとしても、彼らは「俺の性にあわない」と拒むでしょう。彼らは強盗であり、強盗としてしか生きていくことはできません。
強盗というアウトローは、「自分が進む道」を極端に表したメタファーに思えました。彼らは、とてもシンプルに前向きに「自分の歩むべき道」を進んでいきます。
「私」でいいんだ。
「あなた」でいいんだ。
心配なんかするわけないさ。
次はいいところにいこう。
敵はたいしたことないのだからね。
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