「「悪いけどいい」」わたしのグランパ sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
「悪いけどいい」
中学1年生の珠子の家に、殺人で13年服役していたおじいちゃん、五代謙三が帰ってきた。戸惑う珠子だが、着流し雪駄姿でゴダケンと街の人に慕われている彼に心開いていく。だが謙三に、かつて因縁がある疋田組は。
菅原文太最後の主演作。脚本から、彼にあて書されたようで、しかも偶然にも原作もそうであったとのこと。ジュブナイル向け作品ですが、菅原文太が好きな人には楽しく嬉しい物語。石原さとみのデビュー作。いい作品にあたりました。
原作は、筒井康隆。珠子が椅子に縛られているところで、物語にあまり関係ない不思議なシーンがあります。あれは、SF作家としても矜持かな。
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