劇場公開日 1973年5月19日

「アパッチ側から描いたらまった違う映画になりそう」ワイルド・アパッチ 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アパッチ側から描いたらまった違う映画になりそう

2021年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

牧師の息子で、学校でたての若者が、狡猾なアパッチの討伐の騎兵隊隊長に

任命される。その途上で、神の存在も疑うほどの惨状を目の当たりにする。

50年前の映画と思わせない迫力を感じた。

隊長は規律重視で単純思考で頼り甲斐がないが、案内役意見役のようなマッキントッシュは

深みも経験値もある。そして、アパッチ族ながら、騎兵隊側に付いているケニティも

寡黙だがいい仕事をする。この2人の活躍が見どころ。

残忍な場面もあり、今まで見たアパッチものでは、一番印象に残る気がする。

藤崎敬太