ワイルド・アット・ハート
劇場公開日 1991年1月
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知的
暴力、そして、相反するかに見えるラブ。男がツナタウンでビールを傾け、その不吉さを体現して行く。私事だが、僕の恋愛は大体この映画の様な物が殆どなので共感は出来る。恋愛というは不吉な女を連れて旅に出る事だし逃げる事。じゃ無きゃ面白く無いし愛を感じ無い。それは怖い人も来る。因み昔そんな関係で放火されそうになったのだ、、怪作と思われがちなリンチの作品だが、実は社会のある特殊なファクターにおける象徴性がある。で、この映画は反省と共感、そして一種の憧れを抱きながら毎回観るのだ。
興奮
デヴィッド・リンチの作品としては、独特の躁鬱感漂う演出も程良く、ストーリーの流れも理解できるため、かなり見やすい。しかし、個人的にニコラス・ケイジにワイルドな悪党役は合わないと感じており、ローラ・ダーンにももっと上品なイメージを持っているため、キャスティングという面では受け入れられないものがあった。その違和感を狙ったのかもしれないが…随所々々に良い感じでリンチっぽい演出が入るため、リンチの作品が嫌いではなければそこそこ楽しめる。
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