「ノーマン・スタンフィールドは、奇妙な悪役の真骨頂」レオン 完全版 芥さんの映画レビュー(感想・評価)
ノーマン・スタンフィールドは、奇妙な悪役の真骨頂
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今までずっと観たいと思っていた作品なので、とても楽しみにしていました。そして、やっと鑑賞致しました。
まず失礼ながら不満点を上げさせて頂きます。
映画の進行は突っかかりもなく、スムーズに見れましたが、個人的には何処か退屈してしまうような場面が多かったです。
その理由は、自分が最近の派手な演出を見慣れ過ぎてしまった事にあると思います。昔の映画は演技も演出も自然である事が多いです。自然であるが故に、間の違和感等を覚えてしまいます。
それは受け取り手の問題なので、映画自体は悪くありません。
そして、人によっては少女愛の様なモノを感じてしまい、気持ち悪くなってしまう人も居るかもしれませんが、変にラブシーンを入れてなかったので、そこは安心出来ました。
ですが、ゲイリー・オールドマン演じるノーマン・スタンフィールドは最高ですね。奇妙で何処かカリスマ性の感じる悪役は、最近では沢山排出されていますが、このお方が真打の様に感じます。
ラストシーンも好きな物でした。レオンが射撃されるシーンは直接的に映す事無く、倒れるだけのシーンでした。
その後、ノーマンは置き土産を貰います。
何もかも完璧なラスト。彼処でレオンが助かってしまうと、物語にチープさが出てしまいます。そこを上手く綺麗に終わらせていました。感服です。
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