「まるで極上の小説を読んでいるような気分になる映画。」レオン 完全版 のりたまちびさんの映画レビュー(感想・評価)
まるで極上の小説を読んでいるような気分になる映画。
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やっていることは銃撃戦がメインなのに、ベースに哀愁があるためか、文学的な香りがする。
役者、ストーリー、舞台が揃った名作。
最後のシーンからスティングが流れるエンドロールは最高です。
レオンーノーマンの相討ちは、デスノートの夜神月ーLに匹敵する素晴らしさ。
このシーンのカメラワーク初見の時、リュック・ベッソンは神と思ったくらい衝撃的だった。
マチルダとレオンは、お互いに孤独で、初めて愛する対象を見つけて、疑似家族になった。
必死にマチルダを逃がそうとするレオンに、この瞬間まで生きてきてよかったねと涙が止まらなかった。
そして、マチルダと共に生きることを諦めず、けれど敵を侮ることなく、最期までマチルダを守ったレオンに感服した。
死に直面して、レオンは己が生きることより、マチルダの幸せを願ったんだろうな。
9.11のテロの前のNYは、どこか牧歌的。
今度、NYに行った時、リトルイタリーに行こうと決めた。
とりあえず、来週もう1回、映画館でレオンの世界に浸ります!
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