劇場公開日 2024年11月29日

「宮崎駿監督の劇場用長編作品デビュー作にして、日本アニメ史上 最高峰の大傑作!!」ルパン三世 カリオストロの城 Jettさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0宮崎駿監督の劇場用長編作品デビュー作にして、日本アニメ史上 最高峰の大傑作!!

2024年11月29日
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鑑賞方法:映画館

公開45周年リバイバル上映で鑑賞
ポスターが気に入ったのと画角がちょうどいいかと思いIMAXで鑑賞

小学生の時に劇場で観て大号泣した覚えがあります。それ以来、現在まで何度観ているかわからないほどの生涯お気に入り作品
しかも劇場で観るのはそれこそ45年ぶりで感慨深いものがあるのと、やっぱりホームシアターでは到底足元にも及ばない最高の没入感に感動ひとしおでした

しかしこの作品は何度観ても驚かされます
とにかくいつ何回観ても全く古さを感じません、ストーリーの古さも画の古さ、作りの古さ、全然感じません、ホントに凄い、宮崎駿監督の偉大さを痛感する怪物級の作品です

カリオストロ城のてっぺんから過去の侵入者達が葬られた死骸で埋め尽くされた地下まで
何度も繰り返される上がって下がっての高低差を使ったストーリー展開が圧倒的な画力と共に展開され、スリリングで凄くエキサイティング、メチャクチャこだわりを感じるアングルでの映像も驚異的、もはやアニメの域を軽々超えています、これを半世紀前にやっているんだからホントにすごい!!

オープニングほどなくして流れるボビーさんの超名曲『炎のたからもの』がめちゃくちゃ感動的、そこから怒涛の勢いで盛り上がる伝説のカーチェイスシーンが鳥肌もの、かの大巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督をも感動させただけあり、このシーンは何度でも観たい映画史上屈指の名シーンです

そしてエンドクレジットでもう一回流れるボビーさんの超名曲はレジェンド級の“あの名セリフ”によってオープニングをはるかに上回る感動に包まれ心に染みわたり、何度観ても目頭が熱くなります

この不朽の名作をこの歳になって再び劇場で観られることに本当に感謝、昨今のリバイバル流行りに大・大・感謝です

Jett