「1980年から21世紀まで、現実のトンネルはこの何倍も凄かった。」リリイ・シュシュのすべて マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
1980年から21世紀まで、現実のトンネルはこの何倍も凄かった。
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映像が汚い。
揺れて気持ち悪い。
眠くなる。
二度見した。はっきり言う。もし演出家がこれを自分で評価していると言うなら、この作家の作品は評価したくない。
ジャパニーズサブカルチャーをどストライクで味わったしらけ世代としては、この時代にまた戻って貰いたいとは絶対に思いをたくない。
演出家も同じ気持ちなんだろうから、こんな醜い絵にしたんだろうなと感じる。だから、
この作品を演出家は『遺作」と言ったんだと解釈する。でも、
でも、この後、ルシファーの心を有したまま、少年達は「ごめんね」を言えば済むと言う術を得る事になる。そして、それは悪化するのみ
従って
1980年代から1990年代初頭のクソ社会を汚い映像で見返したいとは思えない。
五時間かけて僕は耐えた。
あと、13分。
終わった。
ドロドロのルシファーは結局天使の衣を纏っただけで、21世紀を向かえんだろうね。
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