「沁みます」リバー・ランズ・スルー・イット さよさんの映画レビュー(感想・評価)
沁みます
若い時に見たときは、王道の純文学映画としか思わず、
ブラピの輝きとモンタナの自然の雄大さぐらいしか印象に残らなかったのだけれど
今の年齢で観ると響き方が全く違いました。
最後のお父さんの説法がやたらと沁みます。
たとえ家族であっても
愛していてもわかりあえない、愛していても届かない。
それでも人は理屈を超えて愛することができる。
ラストの穏やかな川の流れに、心がすこしだけ浄化されたような気がしました。
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