「一日中演奏される皆殺しの歌」リオ・ブラボー Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
一日中演奏される皆殺しの歌
総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:65点|音楽:70点 )
保安官がいて助手がいて悪者がいて、そして対決をする。そのような西部劇の定型の設定をそのまま使ったどこにでもある西部劇。保安官事務所での彼らの会話はのんびりとしていて緊迫感が薄く、例え酒場ではそれらしく「皆殺しの歌」が繰り返し演奏されているのが聞こえたとしても、いつ敵が襲ってきて命のやり取りをするのだろうかという恐さは感じられない。題名の「リオ・ブラボー」は何か起きそうな印象が強いが、実際の内容はいたってありふれたもの。「皆殺しの歌」や劇中で歌われる歌のほうが心に残る。
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