ラビッド(1977)のレビュー・感想・評価
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ラビッド
交通事故で人工皮膚の緊急手術を受けた女性の体に異変が起きた。
人を襲い、
腋の下に出来た器官を使って血を吸う女。
彼女に襲われた被害者は狂犬病のようになり、
その症状は次々と伝染していく。
当時のビデオタイトルは「デビッド・クローネンバーグのラビッド」。
本作がデヴィッド・クローネンバーグの本邦初公開作となります。
主演は美しいポルノ女優のマリリン・チェンバース。
なんで皮膚移植の手術をしたら、
血を欲しがるようになったのかが全く説明されてません。
腋からペ〇スが出て生き血を吸うとい設定が斬新でした。
ローズに血を吸われた人は記憶がなくなって、
凶暴化して人を噛んで更に感染者が増える展開はゾンビの型である。
でもゾンビと違って被害者は発症後死んでしまう。
元凶にあるローズは見た目は普通でゾンビには見えません。
ローズをなんとか救おうとした恋人のハートが、
結局は何ひとつ役に立たないという始末。
そもそも常に安全地帯にいて事件と直接対峙しないハートが浮いてました。
主人公の救いようの無い悲劇的なラスト・シーンが印象的でした。
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苦悩と愛
新文芸坐オールナイト上映「吸血!人体パズル!黒魔術!ゾンビ! 鮮血のハッピー・ニューイヤー」にて初見。
オチまで観てわかる主人公の苦悩と彼氏の愛。
たくさんツッコミどころがあり笑えるものの、
彼女の選択についてはなるほどなと。
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