「60～65点ぐらい。基礎教養」羅生門　RAIN DOGさんの映画レビュー（感想・評価）

前から観たくて､やっと観た。

よく､この映画のタイトルが国内外を問わずインタビューや解説などで引き合いに出されますが､映画を観ていくうえで基礎教養的な作品なんでしょうね。

同じ出来事を複数の人物の視点から描く手法は本作により映画の手法の1つとなり“ラショーモン・アプローチ“と呼ばれるようになったそうです。

“羅生門効果”という言葉も生まれ､心理学､犯罪学､社会学､などで使われることもあるそうです。

最近だと『ストレンジ・ダーリン』の監督もインタビューで『羅生門』の名前を出してた。

発表当時は衝撃的な作品だったらしく､かなり影響を与えたみたいだけど､いま観ると普通で凄さがイマイチ分からない(笑)

世界に認められた作品､世界のクロサワ作､とバイアスかかるけど､個人的には､まあまあ…かな(笑)

脚本は良かったし､画も良かったけど…

でも､やっと観れて､これで話に付いていける(笑)

もう1回観たいです。