劇場公開日 2008年11月29日

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「ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、アカデミー賞名誉賞受賞。世界に誇る...」羅生門 miniさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、アカデミー賞名誉賞受賞。世界に誇る...

2024年2月2日
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鑑賞方法:映画館

ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、アカデミー賞名誉賞受賞。世界に誇る最も有名な日本映画の一つ。灼熱の太陽を感じさせる木漏れ日のコントラストとしたたる汗、逃げ惑う人物を追うスピード感のあるカメラワーク、地べたを這うようなアングル。黒澤明の実験的手法が、白黒だからこそのコントラストの強い陰影を作り出し、肌の質感、目の瞳孔や虹彩の動きまで見て取れる生々しくも美しい映像に仕上げている。時代劇にラヴェルのボレロ(風な曲)も当時としてはかなり斬新。

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