醉いどれ天使のレビュー・感想・評価
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病は気から…にはならない
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記念すべき、黒澤明監督作品で、三船敏郎さんが出演する、第一作。
日本が、長寿大国や健康大国になる前、死にいたる伝染病は、世に
多くあった。
善人であろうが、アウトローであろうが、関係なく病原菌は、忍び寄る…
やはり、アウトローはカタギの人と同様に、安らかに死を迎える事ができず、
世から排除されていく…
映画が進行するにしたがって、主人公が、どんどん瘦せ細ってゆく…
その三船敏郎さんの、必死の役作りは、やはり圧巻!!
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天使はお酒の匂いがする
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第22回キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベスト・ワン。
Blu-rayで鑑賞。
黒澤明監督と三船敏郎が初タッグを組んだ記念すべき作品です。酒好きの医者と結核に冒されたやぐざ者の交流を通して、監督が理想とするヒューマニズムを体現していました。
後に本作で描かれたテーマが「生きる」で拡大され、「赤ひげ」で集大成を迎えるんだなぁ、と思うとなんだかとても感慨深かったです。三部作と呼んでもおかしくない。
松永が返り討ちにあって刺された時、ベランダへ続くドアを開け放った瞬間、まるで空へ飛び立ったように見えました。
白いペンキ塗れになっていたこともあって、天使になったのかなと思いました。タイトルはダブルミーニング?
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