劇場公開日 1992年4月11日

「哀しいサスペンスだけど面白いから○」ゆりかごを揺らす手 ジリオロッソさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5哀しいサスペンスだけど面白いから○

2020年9月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

興奮

初めて観たのは自分の子供が幼稚園に通っている頃でした。

2人の子供を育てる主人公のアットホームな感じの家や、セクハラ医師のゴージャスな屋敷の設えはとても魅力的で、当時は自宅のウォール・ペーパーなどの参考にしたくらいです。

主人公よりもブロンドのレベッカ・デモーネイがセクシーで魅力的だったけど、作品を改めて見ると何て気の毒な女性なのだろうと・・・医師である夫が自殺した後の、流産するシーンには辛いだろうなと胸が詰まりました。

映画は、見る年齢やタイミングによって受ける印象が違ってくるものなんですね。
医者からセクハラをされて訴えたことから、親友を失うまでの事件が起こってしまうのなら、あのまま黙っていた方が良かったのだろうか?と考えこんでしまいました。

でも、知的障害のある使用人の男性の咄嗟のアクションで家族が救われて、何よりのエンディングだったと思います。

ジリオロッソ