「CGなどがなかった時代にここまでの映画を作るとは。」遊星からの物体X カル―ステ・ガルベンキヤンさんの映画レビュー(感想・評価)
CGなどがなかった時代にここまでの映画を作るとは。
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ジャンルを言うと「サイエンス・ホラー映画」と言ったところか。個人的には、CGなどがない時代にこんな映画を作るとは、と斬新な映像だと感じました。
簡潔に説明すると、他の惑星から人間などに同化する物体Xがアメリカの南極基地にやってきて、人間が次々に同化されます。で、隊員たちはお互いがお互いを疑います。最後は基地を物体Xごと、ダイナマイトで爆発して終わります。
犬や人間が同化されますが、その映像がグロテスク極まりないです。絶妙なタイミングで物体Xが現れるので、ドギモを抜かれます。
最後に生き残ったのは、隊員2人なんですが、この2人が仲が悪い。で、黒人が白人に向かって「お互い、生き残ったな」とか言いますが、白人だったかが「俺は物体Xかも知れんぞ」と言って、謎のままに終わります。
リメイク版も作られましたが、リメイク版よりこの映画の方が迫力があって良いですね。今後、オリジナル版を超えるリメイク版や続編は作られないでしょうし、作ったとしても超えられないでしょう。
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