モンキー・ビジネスのレビュー・感想・評価
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ハワード・ホークス監督によるドタバタ・コメディ
ハワード・ホークス監督によるドタバタ・コメディ。 ジャケット写真などにはマリリン・モンローが強調されているが、本編では助演的存在。 主演はケイリー・グラント、そしてチンパンジー。 新薬開発の研究者ケイリー・グラントは、製薬会社の社長からも頼りにされている。 社長秘書がマリリン・モンロー。 そして、チンパンジーがたまたま檻から出て偶然作ってしまった「若返りの薬」を、ケイリー・グラントが飲んで若返るあたりは極端な演出に笑い。突然のバック転・車の暴走・ローラースケート・プール飛び込みなど、身体を張った演技。 次に、彼の妻が、そして会社の人達が薬を飲んで……といったドタバタ劇。 登場するとすぐ、ケイリー・グラントにストッキングを見せるマリリン・モンローが色っぽい。 コメディ自体は、ちょっと身体張り過ぎの感があって、逆に引いてしまう場面もチラホラ。
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こんな薬ほしい?
コメディなのだが、途中まで笑えない。妻役のジンジャー・ロジャースも薬を飲んだところからかなり笑えました。彼女は『恋愛手帖』(1940)でアカデミー賞主演女優賞を受賞していますが、子供になった役を見事にこなしています。グラントも引きずられるように徐々に演技が冴えてきました。 しかし、この映画の若返りって表面上は何も変わらず、精神年齢だけが若くなる!そんな薬はいらないヨ。
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