「軽いノリの映画だけれど、そのノリが面白い」メイン・テーマ ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
軽いノリの映画だけれど、そのノリが面白い
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「どうして誕生日分かったの?」「マジックさ」・・・この軽いノリ、好きです。一部のベテランを除いて、出演者の演技が学芸会レベルで、監督がそれを狙ってたのかもしれませんが、かえってこの映画の雰囲気に合っています。
いかにも初期の森田芳光監督らしい作品で、ちょっと軽すぎて好き嫌いは分かれると思いますが、私にとってはその軽さが好きで、彼の作品の中ではいちばん気に入っています。また、同時に薬師丸ひろ子の主演映画の中でもいちばん好きです。
突然の雨の中、知らない人が車の荷台に傘を放りこんでくれたり、彼女が落ち込んだ時にラジオの気象情報(このころはヘクトパスカルではなくミリバール)を聞いていたり、川を隔てた電話ボックス同士で会話していたり、両親が死んだふりをしていたり等、遊び心満載で楽しいです。
タイトルに書きましたが、マジシャンの恋人が、彼女に「誕生日おめでとう」と言った時、彼女がどうしてわかったの?って聞いたら、彼が「マジックさ」と言ったり、面白すぎです。
映画公開の翌年、彼女と万座ビーチホテルに行きました。
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