「けっこうよかった」赤ひげ 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
けっこうよかった
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主人公がいじけた男で、最初は見てられなかったのだけど、女郎宿の娘の世話をするあたりからぐっと面白くなる。三船敏郎の素手ゴロが見られた。主人公が結婚する時に、相手の女の子に対してさっぱり好きであると言わないのにうまく事が運んでいた。先日見た『男はつらいよ 寅次郎の旅路』で「死ぬ気で自分の事を好きと言わない相手はダメだ」というような話だったため、果たしてこれでいいのか、という気分になる。それにしても長くて、見終わるまで3日掛かって、最初の方を忘れてしまった。ただ、昔からそれこそ30年くらいずっと見なければいけないと思っていたのでようやく心のしこりが取れた。
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