劇場公開日 2017年3月25日

「平和なようで」ミツバチのささやき りかさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0平和なようで

2023年10月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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りか
komasaさんのコメント
2024年8月27日

多くを観る人にゆだねている作品なので、きっと監督に聞いても答えはもらえないんでしょうね。
何度見ても色々と思いを巡られられる、すごい作品ですね。

komasa
komasaさんのコメント
2024年8月26日

過分なコメントに恐縮しています。この頃は瞳をとじての公開もあり、度々見られました。映画を見るのに恵まれた環境、感謝しないとですね。
りかさんのコメント、目から鱗でした。確かに片付けられたベッドに強い違和感があったのは覚えていますが、そこまで思い至りませんでした。

komasa
humさんのコメント
2024年2月25日

返信いつもありがとうございます。揶揄されたという〝想像力〟のなさ。なるほどですね。
アナの姿は大切なものを表していましたね。
戦いは今も。
家庭内、学校、地域、職場、などで起こるあれこれも小さな内戦なのでしょう。無駄にされていく命の重さを、学ぶことができない人間の愚かさを辛く思い考える作品でしたが、
最後のアナのささやきは前をむく想像力が願う心でした。

hum
humさんのコメント
2024年2月24日

難解でした。
6回みてようやくレビューをあげました😅
おすすめありがとございます。
ぜひ^_^

hum
humさんのコメント
2024年2月24日

こんにちは。
〝平和なようで〟いて、まちがいなくあった影に翻弄される人々。いまもどこかで、と思うと哀しくなりますね。

hum
とみいじょんさんのコメント
2023年12月26日

お返事をありがとうございました。

あれ?12/25にいただいたコメントでは「やはり、イサベルは亡くなっていたように思えました。」とお書きなられていましたが?

「何の事件も無くイサベルが亡くなっている」とコメントにありますが、イサベルが倒れていて、アナがイサベルに呼びかけても、手を持ち上げても、だらりと落ちてしまう「死体ごっこ」と言われるあの場面ですが、その前に事件?と思われるようなことは起こっています。
 アナは父の部屋にいて、何かが倒れるような音がして、音がしたところに行くと、イサベルが倒れている。庭に通じるドアが開いておりカーテンがたなびいていました。
①イサベルが、吊り下げられていた鉢を見ていたが、踏み台を踏み外して落ちた。音はその時の音。ドアは元から開いていた。
 とも見れるし、
②侵入者に驚いたイサベルが踏み台を踏み外した。もしくは侵入者がイサベルに何らかの理由で暴力をふるって、落ちた音。
③鉢も下に落ちていたので、イサベルが落としたか、侵入者が落としたかでイサベルに当たって、イサベルが倒れた。
 というようにも見えます。
 イサベルを心配するアナが意味ありげに、開け離れた窓の外を見るショットが挟みこまれて、いかにも侵入者の存在を暗喩するようなシーンになっています。

町山氏の監督・スタッフへのインタビューをもとにした解説を教えてくれたiwaozさんのコメントによると「監督曰く「私はアナ」というセリフは、スペイン国民に対して、希望を捨てずに新しい国を作っていこう、という呼び掛けだったらしいです。」だそうです。
 私としては、イサベルに投影された「問題意識の無い若者」は「いらない」ということではなくて、今のまま今の政権に従っていたら死んでしまう・未来はない・殺されてしまうと言いたいのではと思っています。そして、精霊となったイサベルに上記の呼びかけをしているのかしらと。
 死んだふりしている「イサベル=問題意識の無い若者」に上記の呼びかけをしているのだとしたら、現状が危ないことには気が付いて「問題意識の無い」ふりをしているのだから、まだ未来は明るいですが。

監督・スタッフへのインタビューをもとにした町山氏の解説は、私の子のレビューのコメントにiwaozさんが書いて下さっているのでお読みください。

とみいじょん
とみいじょんさんのコメント
2023年12月25日

再コメントありがとうございました。

再視聴されたのですね。すごいです。

ベッド。アナの看病のために邪魔だから片付けた。イサベルは別の部屋で寝ているといった方もいました。
でも、りかさんもおっしゃるように、会話の仕方が変わるので死亡説を考えてしまいました。
医者が「アナは生きている」の対に、「母が手紙を書いた相手は死んだけれど」として、イサベルには言及していない解説もありました。

レビューにも記載しましたが、火渡りは世界各地にあり、日本でも山伏等の修行とか、檀家等の素人が行事として行っているところもあります。護摩焚きやどんと焼き、お寺で、その煙を体に待とうと無病息災とか。
Wikiで調べたところ、きちんとしたやり方を守れば、火傷はしないそうです。
半面、私が暮らしたラテンアメリカの死者の日のイメージが強く、イサベルの火を飛び越える遊びに投影してしまいました。アナも一緒にやっていたら、そういう連想はしなかったと思うのですが。アナは遊びに加わらないどころか、遊んでいる子どもたちとも話していません。

イサベルの死は決定事項ではなく、他の可能性もあるので、監督に確かめたいのです。

以前のコメントにも記載いたしましたが、
町山氏が監督に聞いた話だとイサベルは「問題意識の無い若者」のメタファーだそうです。つまりイサベルが死んでいるのだとしたら、「問題意識の無い若者」がいなくなる(為政者に殺される)ということでしょうか。
そして、ラストのアナの呼びかけを「自我の目覚め」を表しているのだという解説は多いです。
つまり、「問題意識の無い若者」に、目覚めを呼び掛けている? 問題意識の無い若者が、当時のファシズム為政者に懐疑を持つようになる自我の目覚めを呼び掛けているのではないかとも解釈ができるのではないかと、一人勝手に興奮しています。
 まあ、死んだふりしていても、死んだふりしていないで目覚めてよというメッセージなのかもしれませんが。

あくまで私見なので、ご意見を頂けましたら嬉しいです。

とみいじょん
とみいじょんさんのコメント
2023年12月4日

お返事をありがとうございます。

悲嘆の乗り越え方に、何かのせいにし怒りを持つで、生きるエネルギーを得るという段階があるという研究があります。怒り=アグレッションは、日本語では攻撃性と訳されてしまいますが、広義には前に進む力でもあります。
 その何かのせいが自分のせいであったとしたら。勿論、災害や事故でも「あの時ああしたら」と自分のせいにして悔やむ段階もあるのですが、つらいです。

ラストのアナの呼びかけを「自我の目覚め」と解釈する方々もいます。
 なので、”問題意識の無い人々”が”自我”に目覚めたら、自分たちの置かれた状況に向き合いだすのでしょうかね。
 専制政治下、歴史が動き出すのかなと思うとわくわくします。

とみいじょん
とみいじょんさんのコメント
2023年12月1日

共感とお返事をありがとうございました。

生きた年月の長さは関係なく、大切な人を失うのは心痛はなはだしいですが、やはり幼い子というのは心引き裂かれます。しかも、病気とか災害でなく、自分の不注意となるとやり切れません。

他の方のレビューでさらに思惑が広がります。
 町山さんの説をiwaozさんに教えていただいて、「姉は、フランコ政権下で生まれて、現状に問題意識の無い若者たち。」なら、その姉が死んでいるのなら、ラスト、アナは現状に問題意識の無い若者に、「生き返れ」と呼び掛けているのでしょうし、
問題意識の無い若者が死んだふりをしているのなら、その若者は、死んだふりをいつかやめるのかなと考えると、わくわくします。

とみいじょん
とみいじょんさんのコメント
2023年11月28日

コメントをありがとうございました。

子どもの動向が気になるのは、職業柄ですかね。
また、先輩が幼子を事故で亡くした時の心痛がまざまざと心にきざみつけられていることも引きづっているのかもしれません。

「よくわかる」というのなら、りかさんのレビューの方がわかりやすいと思います。

私の方は、特にドラマチックな展開もない、わからないことだらけの映画なのに、なぜ、ここまで緊張が続き、ひきつけられるのだろうという、自分の見たものを綴っただけで、お恥ずかしいです。

私の疑問に、いろいろな方が反応してくださって(揶揄されたものもあり憤慨しましたが)、町山さんの解説を教えて下さったコメントもあり、そのことで、さらに、この作品のすごさが深まった気になりました。感謝いたします。

とみいじょん
トミーさんのコメント
2023年11月26日

共感ありがとうございます。
町山解説とか無くても残る作品でした。創造の自由を制限されているのは、想像は出来ても我々は当事者ではないので、あまり鬼の首獲ったような解説等はしてほしくないです。

トミー
KENZO一級建築士事務所さんのコメント
2023年11月9日

 りかさんへ
もちろん、ある方=りかさん、です😊
りかさんの情報、本当に感謝でした。
でも「エル・スール」は少し不満があり、この作品を再鑑賞するのであれば、また、観るチャンスがあればですが、アナ・トレントが「ミツバチのささやき」の3年後に主演した「カラスの飼育」をお薦めしたいところですね。別の監督作品ですが、こちらもアナの魅力一杯の作品でしたので。
夜分、失礼いたしました。
今後とも宜しくお願いいたします。

KENZO一級建築士事務所
KENZO一級建築士事務所さんのコメント
2023年11月8日

 りかさんへ
りかさんから導かれたかのように、近所の図書館で「エル・スール」のDVDを発見。内容に反するように静かで美しい作品でしたが、作品としては「ミツバチのささやき」の方が優れているようには思いました。
鑑賞の機会を頂くマジックのような情報、本当にありがとうございました。

KENZO一級建築士事務所
活動写真愛好家さんのコメント
2023年10月31日

りかさん、レビュー出来てなくて申し訳ありません。「エルスール」ともども近いうちにあげますので宜しくお願いします🙇‍♀️

活動写真愛好家
活動写真愛好家さんのコメント
2023年10月31日

「エルスール」ともども大好きな映画です‼️

活動写真愛好家
琥珀糖さんのコメント
2023年10月28日

「バービー」にコメント、お尋ねありがとうございます。

私のうちはJ:COMというのに加入してまして、チャンネルがBSとCSのチャンネルが60位あるのです。
それ以外にJcomオンデマンドというのがあって課金すると新作映画が
観れます。
Amazonでも昨日から配信してますが、TV画面で観たいので、2780円出して
観てしまいました。
映画館へ行く交通費を考えれば、まぁ良いかな?と思って
観てしまいました。
りかさんはAmazonプライムも加入ですか?
Amazonもすごく太っ腹ですよ。
課金なしで新作随分観せて貰いました。
「岸辺露伴ルーブルへ行く」とか、「ケイコ目をすませて」とか
課金なしですよ。お世話になっています。
あと他になんでもお聞きくださいね。それではまたね。

琥珀糖
KENZO一級建築士事務所さんのコメント
2023年10月22日

 りかさんへ
良い情報を頂きました。
「エル・スール」は、もう38年前にロードショー鑑賞をしてから観ていなかったので、近々是非との作品に昇格です😊
それにしても、10年に一度の寡作監督と言われたエリセ監督だったにも関わらず、日本では「ミツバチ…」と「エル…」は同じ年の公開でしたから、その点につきましては、現在はほぼリアルタイムで観られる良い時代ですね。

KENZO一級建築士事務所
Mさんのコメント
2023年10月22日

不思議な映画でした。

M