「この方は残念ながら冤罪とは言えない。」ミッドナイト・エクスプレス マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
この方は残念ながら冤罪とは言えない。
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二回目の鑑賞。
音楽がエンニオ・モリコーネと思っていたら違っていた。
この頃は『パピヨン』の影響だと思うが、こう言ったストーリーが流行した。この犯罪は、冷静に考えれば仕方ない話。余り言い過ぎると相手の国に対する内政干渉になると思う。
例えば、
『豚が沢山いる国で何故豚を食わない?』って、絶対に言っては駄目だと思うし、其の後に続ける言葉は宗教的な範疇を超えた差別に繋がると大いに感じる。自身の人権が侵されているから、それを訴えているのだろうが、イデオロギーが相手の人権までヘイトしてしまっている。もはや、そのイデオロギーは『砂上の楼閣』でしかない。
『パピヨン』とか『ショーシャンクの空に』とは全く違うイデオロギーだと感じる。生きるための狡猾さが微塵もない。
短絡的な思考で、脱走なんてありえない事を実行してしまう。
ガキの頃見て、全く感動しなかった。そして、同じものを今見て、怒りすら覚える。自分の人生のベクトルに自信が持てた。
追記
『小さな恋のメロディ』に対する影響はない。彼は寧ろファンタジーの様な話を書くべきだと感じる。実在のかなり際どい人生を脚色出来る才能はない。だから、この犯罪の真実は別にあると断言できる。全てファンタジーなのだ。この映画の脚本家を見れば理解できる。偽善的なスタンドプレイヤーがいた。
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