劇場公開日 1996年7月13日

「スパイ映画人気シリーズはここから始まる」ミッション:インポッシブル 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5スパイ映画人気シリーズはここから始まる

2023年8月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

興奮

初鑑賞ではないが最初から最後までしっかり観たのは今回が初めて

監督は『キャリー』『アンタッチャブル』のブライアン・デ・パルマ
脚本は『ジュラシックパーク』『ミッション:インポッシブル』『スパイダーマン』『宇宙戦争』『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』のデビッド・コープと『ザ・ヤクザ』『m:I-2』のロバート・タウン

アメリカの人気ドラマ『スパイ大作戦(原題:mission impossible)』のリメイク

トムが初めて映画プロデューサーに挑戦した意欲作
ブライアン監督を起用したのも彼
当初はオリジナルで行く予定もやっぱりスパイ大作戦のテーマが良いと作曲家を降板させてまで拘り抜いたトムの代表作

諜報員のリストが収録されたディスクを巡る争い
敵なのか味方なのか
結局のところイーサン・ハントが嵌められた形

イーサンが天井から吊るされる場面とクライマックスの電車とヘリコプターのシーンは甲乙付け難い見どころ

やはり音楽が良い
役者も良い
「雰囲気」も良い
だが脚本がいまひとつわかりにくい
なにが悪いのか聞かれても具体的に答えることができないが
ハリウッド映画に限らず海外作品はわりとこういうケースが多い気がする
特に脚本が苦にならないは人たちはスパイに向いているのかもしれない

チームに女性3人は明らかに多い気がした
連ドラの方は1人だった
3人にしたって全て白人はないだろう
ポリコレだとお叱りを受けそうだが白人黒人アジア系じゃないと
爆死することになった監視役は男でも良かった気がしないでもない

クレア役のエマニュエル・ベアールがとてもキュートだった

車掌役の表情が良い

ラストも良い

野川新栄