「最後は内ゲバだったのか」マルコムX だるちゃさんの映画レビュー(感想・評価)
最後は内ゲバだったのか
マルコムXという人物には以前から興味があったが、ちゃんと映画で見たのは初めてだった。
元々興味を持ったのは、平和主義のキングと暴力主義のマルコムXという構図。
結局はどちらも暗殺されて幕を閉じるのだが、キングは教科書にも載る偉人的な扱いなのに対して、マルコムXは露出度も低くどんなポリシーだったのかは知らなかった。
3時間半近い長編だが、まあダレずには観られた。
また、イスラム教に傾倒し、解り合い共生しようというキングに対し、マルコムは分かり合えるはずがないので分離しよう、可能ならアフリカへ戻ろうという主義だったことは新たな発見だった。
ただ、宗教を背景とした政治活動は矛盾が生じ始め、結局は暗殺されたのは白人にではなく黒人同士の内ゲバであったという事実は衝撃だった。
1人の人物を追ったドキュメンタリー的な側面ではよく理解出来たが、価値観が違い過ぎて、感情移入は出来なかった。
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