「どこが真昼?」真昼の死闘 bluetom2000さんの映画レビュー(感想・評価)
どこが真昼?
いやあ、西部劇にありがちな雑な邦題。クライマックスは夜だし、その後もないし、笑うしかない。こういうのは許される時代だったのかなあ? センスないけど自分なら「ガンマンと十字架」かな。
ドン・シーゲルとイーストウッドはダーティーハリーより前に巡り合っていた? これからゴールデンコンビになる相性の良さを感じた。タイトルではシャーリー・マクレーンが先。この時代は、彼女が格上だったということなんだな、きっと。
映画は、しっかりできている。西部劇らしくラストの銃撃戦はすごいし、列車の爆破も結構お金使っている感じ。ドン・シーゲルの作風がほとばしる。フランス軍とメキシコというちょっと外した設定も悪くない。エンニオ・モリコーネも西部劇の定石通り心地よい。
ということでなかなかの掘り出し物、佳作でした。
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