劇場公開日 1971年2月6日

「どこが真昼?」真昼の死闘 bluetom2000さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0どこが真昼?

2022年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

いやあ、西部劇にありがちな雑な邦題。クライマックスは夜だし、その後もないし、笑うしかない。こういうのは許される時代だったのかなあ? センスないけど自分なら「ガンマンと十字架」かな。
ドン・シーゲルとイーストウッドはダーティーハリーより前に巡り合っていた? これからゴールデンコンビになる相性の良さを感じた。タイトルではシャーリー・マクレーンが先。この時代は、彼女が格上だったということなんだな、きっと。
映画は、しっかりできている。西部劇らしくラストの銃撃戦はすごいし、列車の爆破も結構お金使っている感じ。ドン・シーゲルの作風がほとばしる。フランス軍とメキシコというちょっと外した設定も悪くない。エンニオ・モリコーネも西部劇の定石通り心地よい。
ということでなかなかの掘り出し物、佳作でした。

Bluetom2020