「豆が幸せそう」ボディ・スナッチャー/恐怖の街 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
豆が幸せそう
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総合55点 ( ストーリー:55点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:55点|音楽:60点 )
内容としては二級品。ドン・シーゲル監督だから多少の荒っぽい迫力の場面が出てくるのかというとそうでもない。古い映画なりの古い演出で、現在起きていることへの恐怖とか混乱がいま一つ伝わってこない。それと人が豆の鞘と入れ替わるのにそれまでの人間の体がどう変わるのかとか、どうやって人を複製するのかといった部分の描写が緩い。そもそも人間を複製してどうしたいのだろうか、感情も無く平和に暮らしたいのならばどうして人と争ってまで消すのだろうかといった疑問が色々と湧いてきた。
でももし全ての人が豆に取って代わられたのならば、人は無駄な争いもなく効率的に生きられるのかもと思ったら、豆になったほうが幸せなんじゃないかとも思った。
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