「リドリー・スコット監督ありがとう‼️」ブラック・レイン 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
リドリー・スコット監督ありがとう‼️
レストランで偶然ヤクザの殺人に出くわしたニック(マイケル・ダグラス)とチャーリー(アンディ・ガルシア)。
2人のNY市警の刑事は、その犯人佐藤(松田優作)を日本に護送するが、
大阪空港で逃げられてしまう。
大阪府警の松本(高倉健)の監視下、警官としての権限のないまま捜査を
見守る彼らだったが、佐藤はそれを嘲笑うように、
自らが刺客となって2人の前に現れる。
リドリー・スコット監督が大阪を舞台にした犯罪映画を日本で撮った
(撮ってくれた)だけでも大感激です。
日本のスターの高倉健に黒豹のような松田優作。
大型バイクに跨る勇作は迫力満点。
(ハリウッド行きも視野にあったのに早逝が本当に悔しい)
マイケル・ダグラスがうどんを屋台で食べる不器用な箸捌き。
雨の降り頻る大阪はさながら「ブレードランナー」の
世界観と良く似ている。
まるで続編みたいです。
不器用な健さんと汚職刑事のダグラスさんの心の変化が面白かった。
優作さんもドスの効いた最高演技でしたが、寡黙な高倉健さんは、
やっぱり心に尾を引きますね。
全部持って行かれました。
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Mr.C.B.2さんのコメント
2024年6月30日
日本映画だったら健さんに「what I say」を唄わせるなんて発想は出てきませんね。
健さんの存在感と松田優作のギラギラさ、素晴らしかったと思います。
うどんをを、とブレレド、は直しておかれた方が良いと思います。せっかくのレビューですから。