ブラジルから来た少年のレビュー・感想・評価
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ありえないことにしたい映画
ブラックユーモアを超えてもはやホラー。映画の世界で終わってほしい。
設定だから当然だけど、登場人物が年寄りばかりでテーマも暗くてつらい。
2大スターのせめぎ合うラストは圧巻だったが、ラストも救いがなく後味悪いな。
実在の人物をモデルにしたSF映画
初見。
全く内容を知らずに観ていたので、徐々に明かされていくヨーゼフ・メンゲレの計画を、ナチハンターのリーベルマンと同じタイミングで驚きながら観ることが出来た。
今となっては手垢のついた設定だけど、1978年当時にこの内容はかなりセンセーショナルだったんじゃないかな。
更に驚いたのは、劇中で語られたメンゲレの行為が、実際にアウシュビッツで行われていた事だったということ。
単純に、ナチ残党で狂気の変態医師と、ナチハンターという設定が面白いし、その二人が実在の人物なのもスゴイと思った。
名優の競演が素晴らしい
観ていた時は「こいつは面白い」と思ったが、観終わってからだんだん
「設定が無理がある」
「ちょっと無茶苦茶な結末だな」
と思い始めました、じゃ何故観ている時にはそう思わなかったのか?
答えは「ローレンスオリビエはじめとする俳優の存在感」です。
ストーリーはストーリーとして名優たちの競演という観方で観てもらっても良いと思いますよ。
ナチ残党狩りのリーベルマンの下に『南米のナチス会に不穏な動きがある...
ナチ残党狩りのリーベルマンの下に『南米のナチス会に不穏な動きがある』との情報が入る。
それと同時に世界中の「65歳の公務員」が次々と不審死する事件が起こる。
この二つの事柄の裏には「ナチス復興」の恐ろしい計画があったのだ…
アウシュビッツ収容所にて人体実験を繰り返し「死の天使」と渾名される「ヨーゼフ・メンゲレ」をモデルにしたサスペンススリラー映画。
ナチの残党って本当にやってそうで怖い。
怖い怖い映画でした。
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