「世界の名画…なの?」フルメタル・ジャケット 777さんの映画レビュー(感想・評価)
世界の名画…なの?
クリックして本文を読む
東京にある名画座にて、この映画を観て「世界の名画」と評される理由が
分からず、この一件を自分の中で「フルメタルジャケット事件」として、
世界で評価されている映画が、よく理解できない状況に陥る…
これはネタバレしなきゃ評価できない作品で、ラストまで書く。
ベトナム戦争に出る若者達を前半の部分で、鬼軍曹がシゴく場面が
描かれるが、そこで一番の出来損ないデブが、結局自決する事に
なるのだが、その話は後半では無かったことになる。
ベトナムの敵、スナイパーの正体が子供だったとの事が、世界では
高く評価されている様だが、日本で戦争を扱ったアニメでは、とっくの昔に
子供が銃で人を殺すなんて表現は多くあるわけで、この作品の公開当時
1988年に観ても、衝撃は受けない。
ラストは、米兵達が世界で一番知られている名曲「ミッキーマウス」の
歌を唄いながら戦場を歩いていくわけだが、本当の歴史を知らない人が
見たら、アメリカはベトナム戦争で勝ったと誤解されかねない描写だ…
はっきり言って、この作品のオマージュである「フルメタルパニック」の
アニメ、1話から7話を見る… もしくはネットフリックスで配信中の
3DCG作品の「機動戦士ガンダム・復讐のレクイエム」の方がマシだ…
コメントする