「戦争。」フルメタル・ジャケット 盲田里亭さんの映画レビュー(感想・評価)
戦争。
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始まりはコメディのようだった。
男達は髪を剃り落とし、訓練を受ける。「ほほえみデブ」は沢山しごかれて教官を殺す。そして自殺する。
たくさんの命が泡のように消える。
「ジョーカー」は命の価値が薄れ始めた。
キューブリックに感じられるシュールな構図、というのか、ほほえみデブが真ん中でドーナツを食べ、腕立て伏せをする屈強な男たちに囲まれている。
とてもいい映画だった。残酷だが生き抜くためには仕方なかったのだろう。それは敵もそうであるように。
兵士たちは最後ミッキーマウス(アメリカの象徴?)の歌を歌いながら移動し終わるが、行先が闇になっている。アメリカは戦争をし、どこへ向かうのか?という考察もできる、のかなとか。
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