「ケビン・コスナー巡り第一弾」フィールド・オブ・ドリームス スミチヨさんの映画レビュー(感想・評価)
ケビン・コスナー巡り第一弾
たまに、ケビン・コスナー巡りをしております。
彼ほど、二枚目ながら口達者で楽天的に演じるハリウッド俳優はいないと思う。時折見せる、真剣な表情がまたカッコいい。吹替はもちろん津嘉山正種さんで。
本作は第62回アカデミー賞の作品賞、脚色賞、作曲賞にノミネート。
謎の声に導かれて野球場を作った農夫の不思議な物語。
父親といえばベースボール、それに反発した主人公レイの気持ちを理解できる人も多いと思う。そして、その後悔も。本作は父親が亡くなっても、まだ和解できるチャンスがあるということを教えてくれる。父親に対するケビン・コスナーの演技がまた絶妙、少しの反抗心と敬愛と畏怖と後悔が混じった。遅かれ早かれ、みなベースボールの音や匂や一体感に引き寄せられるのものかも知れない。
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