「父を想う」フィールド・オブ・ドリームス critique_0102さんの映画レビュー(感想・評価)
父を想う
正直、最後の場面にある親子のキャッチボールには泣いてしまう。
ストーリー的な演出云々ではないのだ、それはまさに自分の昔の思い出からなのだ。
とうに鬼籍に入った父を思い、幼少の頃のキャッチボールを思い、あの時、声をかけてくれた庭を思い、ひたすら涙を流すしかない。
このストーリーと同じように、父は息子にかけたのだと想う。
昔、やり尽くせなかったことの思いを。そして、息子は、それがあまりにも漠然としていようとも、その父の期待に応えようとしていたのだと想う。
しかし、それが、できたのか、できなかったのか。
どんなに暴投しても、どんなにワンバンしても、そしてそれが顔にあたっても、僕に返球してくれて父を想う。
今から思えば、そこがDreamだ!
もう一度
キャッチボールがしたい・・・・・・・・
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