劇場公開日 1990年3月3日

「父を想う」フィールド・オブ・ドリームス critique_0102さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5父を想う

2024年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

正直、最後の場面にある親子のキャッチボールには泣いてしまう。
ストーリー的な演出云々ではないのだ、それはまさに自分の昔の思い出からなのだ。

とうに鬼籍に入った父を思い、幼少の頃のキャッチボールを思い、あの時、声をかけてくれた庭を思い、ひたすら涙を流すしかない。

このストーリーと同じように、父は息子にかけたのだと想う。
昔、やり尽くせなかったことの思いを。そして、息子は、それがあまりにも漠然としていようとも、その父の期待に応えようとしていたのだと想う。

しかし、それが、できたのか、できなかったのか。

どんなに暴投しても、どんなにワンバンしても、そしてそれが顔にあたっても、僕に返球してくれて父を想う。

今から思えば、そこがDreamだ!

もう一度
キャッチボールがしたい・・・・・・・・

critique_0102