「映像・音響、復元が素晴らしすぎます」ピンク・フロイド・アット・ポンペイ SHさんの映画レビュー(感想・評価)
映像・音響、復元が素晴らしすぎます
フィルムでしっかりと製作されたものだけに、それが復元されるとかなりの質になるのだと、近年劇場上映されているビートルズとかクイーンの映像を見るとよく分かるのですが、ピンクフロイドのこの作品も相当なものでした。これほどまでに、高画質高音質で大画面の大音量で体感できるのならば、リアルライブをも凌駕するのでは!?と錯覚してしまいます。しかもこれは、ポンペイという特殊な場・環境下での収録・再構成された作品であるだけに、この上のないピンクフロイドを観賞できるというわけです。
ドキュメンタリー要素を含んでいるため、インタビューとか会話なんかもチラッと混じっているけど、なんかそれも省いてずっと彼らの音楽だけを聴いていたいような・・・ほぼほぼ音楽だらけなんですけど。
カッケー・・・、全部、格好いいんです。ギルモアなんて、ディカプリオにしか見えなかったなぁ。
とはいえ、これはピンクフロイドの音楽に興味があるから言えるのだと思います。誰それ?とか、聴いたことない、なんていう人が見ても、古くさっ!訳分からん、ということ必至なのでは・・・正直、知っている・興味ある自分でも、ちょっとそう思ったりしたので・・・
ある意味、ノスタルジーとか懐古的なところで成立しているような作品だと思うし、映画としての価値とか面白さはあまりないかもねー。だとしても、この作品の価値は相当なものです。
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