ヒートのレビュー・感想・評価
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休みの前日に見るべきだった
平日の夜12時少し前になんとなく何か見てから寝ようと選んだのがこの映画。あまりに計画性が無かった…
手に汗握る展開で、途中でやめられない。観終わった後も余韻でなかなか眠れない…
デニーロの若さから随分前の作品だという事は分かる。でも古い感じは全くしない。
それぞれの生き方を変えられない男たちと、それを待つ女たち。女性達の切ない表情が男の魅力を引き上げているように見えた。
スコセッシの任侠も良いが、このデ・ニーロも痺れる
個人評価:4.3
漢の道を進む事と、愛する者を持つ事への対比。それをデ・ニーロとアル・パチーノがそれぞれの角度で示してくれる。
96年作だが、いつ見ても色褪せない本作。銃撃戦の迫力も凄まじく、銃の音が素晴らしくリアルだ。
スコセッシの任侠を極めたデ・ニーロも良いが、本作の犯罪のプロフェッショナルを演じるデ・ニーロもなんとも痺れる。
時代に流されない、男の世界
憧れますよね、信念を曲げない、曲げられないハードボイルドな男たち。
ジェンダーレスや多様性が声高に叫ばれるようになって、映画の描写も変わっていき、賞レース含めそういった時代の流れを汲んだ内容が透けて見えて何だか映画に集中出来なくなってるのが正直なところ。ボンド映画も「今じゃセクハラだ!女の敵だ!女ボンドでもいいだろ!」と言った意見も多く出て来ているようで、そりゃ確かに今考えたら有り得ないけど、何だかお門違いの批判のような。かつて楽しませてくれた名画たちが、今の時代の価値観で一転して「非人道的な悪しき作品」とされるのは一映画ファンとしては悲しいです。勿論、現実世界では差別とかはあってはならないコトなのは言うまでもないですが。
で、本作。どこまでも渋い漆黒のブラックコーヒーのような大人の味わい。厳しい世界に身を置き、そこから抜け出せない、抜け出す気もない狼たちの必然的な邂逅。そして切って落とされる戦いの火蓋。「女性が殆ど出てこない!」「男性優位だ!」という批判も今じゃ出て来そうですが、そんな見当違いな輩はパチーノに「黙って座ってろ!」と一喝されればいい。デニーロに胸2発、頭に1発熱い鉛をお見舞いされればいい。
長尺で各キャラクターのエピソードを描くのでもう少しタイトな作りにできたのではと思わなくもないですが、マイケルマンが描く男の世界に酔いしれました。不器用だけどこんなカッコイイ男になりたいと、シンプルに思いましたね。
実は2人は仲良しです
この作品を劇場で見たときは鳥肌がたった、それまでは銃声はSEで合成されたのを使っていたがこれはリアルなサウンド。オフィス街にこだまする銃声に驚愕した。
リアリティ思考に拘るマイケル・マンは俳優に実弾射撃訓練を行わせ臨場感を持たせた。この作品以降映画製作においでの銃撃戦が変わったと言っても過言ではないだろう。
公開当時から主演のパチーノとデニーロは不仲で共演してなかったと言われているがそんな事はありません。実は2人は仲良しでお互いに演技についてアドバイスしたり意見交換をしたりしてます。
ストーリー自体はマイケル・マンのテレビシリーズのパイロット版として作られたメイドインLAのリメイクですが二つの作品を見比べてみると面白いかもしれません。
マイケル・マン曰く二つ作品を比べてみるのはブルーマウンテンコーヒーとインスタントコーヒーを比べてみるモノだそうです、そして現在このヒートの続編が製作されるらしく発売されたヒート2のノベライズを叩き台にするそうです、ストーリーはシカゴ時代のヴィンセントとニールの話と生き残ったクリスの後日譚を描いておりマイケル・マンがどう映像化するか楽しみである。
今見ると、またかっこいいかっこいい
一言「今見ても、ほほう!」。
25年以上前の作品で、その時に見た。のは覚えてるのだけど。
内容結構覚え違いしてました。そんな点から。
①アル(警察)とデ・ニーロ(強盗)が、話し合いの場を持っていた。
・クライマックスの直接対決しかなかった、と思ってた。
立場は違えども、お互いの実力を認め合っている。
「俺はお前を捕まえたくないんだ」なんてね。
②サブキャラが結構、濃い。
・ナタリー・ポートマンが、アルの義娘。レオンの翌年。出てたっけ?。
ジョン・ボイト、アシュレー・ジャド、バル・キルマー。まだいたよ。
③2人とも、女性(妻)問題で心痛めてる
・警部補と強盗殺人犯の顔だけじゃなく、仕事を離れれば1人の男。
これがあるから、人間臭さも出てくるんだな。
④実は尺が3時間。
・そんなに長かったイメージはなかった。
ま、いろんなエピソードもあるから、気にはならなかった。
今では見られなくなった、ド派手な銃撃戦もカッコ良かったし←今新鮮。
自分が歳をとった分、守る者のために何ができるかな気持ちも、ちょいと。
なぜタレ込んだのか云々??な箇所があったので。
もう一回見るとわかるかしら?。
ということで今作も、「温故知新」作品に認定🏅。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「やばい暮らしには、身一つが一番」
デ・ニーロとパチーノ
強盗団のリーダーがロバート・デ・ニーロ、追いかける刑事がアル・パチーノ、この二人で見せつつ、大迫力の銃撃戦で画面に釘付けになる。
3時間近いアクション映画だが、飽きるヒマはなく、ドラマも切なく仕上がっている。
どうも、アル・パチーノの、過剰な感じがする演技に馴染めなくて・・・...
どうも、アル・パチーノの、過剰な感じがする演技に馴染めなくて・・・生理的に合わないから、彼の出てる作品は、ほぼ避ている。
なんとなく観てしまったが、やはり、演技過剰な感じで、シラケてしまう。
ファンの方には申し訳ありませんが、好き嫌いはしかたないです。
対立する2人の主役を描いた映画
こういう映画で、片方が、あんま売れてない役者や新人やと、おおよそ結末が読めるけど、主役の2人がアル・パチーノ、デ・ニーロと、それぞれ実績を積んだ大物なんで、配役による結末不明感は強められてた。
ストーリーも双方をちゃんと描いて、キャラ立てしてるし、感情移入させる作りになってるので、どっちがどうなるか不明。ので、最後まで観れる映画。ただ、ラストはちょい教科書的かな。無難な模範解答で落とした印象。
ひさびさに鑑賞。若い頃に観たときよりおもしろいな。 チョーーかっこ...
ひさびさに鑑賞。若い頃に観たときよりおもしろいな。
チョーーかっこよい。ふたりとも仕事はできるけどコミュ障なのだね。
ナタリーポートマンちゃん可愛いよう。
マイケル.マン代表作
ハードボイルド映画の"巨匠"マイケルマン
その作品群の中でも
もっともバランスが良い作品。
刑事と犯罪者、対立的な立場の2人が
自分が選んだ道の中で葛藤するうちに
不思議な共感を感じていく...
そんな男達に惹かれていく女達。
人間臭さがたまらない
何回みても楽しめる、大好きな映画です。
デ・ニーロの男気
マイケル・マン監督は漢の映画をきっちり作った。
こういうストーリだと、追われる身に感情移入してしまう。じわじわと追い詰められる焦燥と苦悩、それでも挑戦したい性。自身の逃亡の最終段階で、自分たちを追い詰める原因を作り、仲間を失わせた裏切り者を制裁する。発端で制裁できなかった自分へのけじめだったかもしれない。そして、緊張のアル・パチーノとの一騎打ち。一縷の期待をしたけど、やはり悲しい幕切れだった。
が、一方で、取り巻く女性たちは悉く不幸に見える。予想通りとはいえ、エイミー・ブレネマンがかわいそうだったかな。一人でも幸せを勝ち取る女性がいたなら救いがあった。
カフェでの対話が良い
銃撃戦で穴が空いたりガラスが割れた車の持ち主は絶望するな…。保険で賄われるのだろうか。
実弾の音にこだわり、俳優にも射撃練習させたというのとで市街地の銃撃戦は迫力がある。
実際に車などを撃ってできた穴を埋めて爆破し直すというほどリアリティを追求しただけあって、もはやクライムムービーの銃撃戦というよりも戦争映画のような迫力。
カフェでの対話も見応えがある。
今回はBSテレ東の吹替えで鑑賞したが、字幕のオリジナル音声でも聴いてみたい。
主演二人のそれぞれのバックボーンというか関係性が希薄で、特にニールがイーディを大事にするまでの過程があっという間過ぎて、ラストありきでイーディというキャラクターが作られたように感じた。
またハナの3人目の奥さんとのエピソードは、やりたいことは分かるものの共感はしづらい。
それよりも脇役のクリス達の方が、少ない描写の中でしっかり関係性が描かれていて、切なさがより際立っていたように思う。
子供の頃の思い出!
ビデオ録画でよく観てました! 2人の共演シーンが少ないせいか、共演してるシーンは合成なんじゃないかなんて噂も聞いたことがあります! ある意味これが本当の初共演でしたね(^-^) 白昼の銃撃戦は迫力ありましたね~! お互いを認め合ってるのに戦わなければいけないなんて・・・ラストに滑走路でデ・ニーロが死んでしまう時にパチーノが手を繋いでいるシーンは切なくなりました(涙) アシュレイ・ジャッドが警察にバレないようにヴァル・キルマーに合図する場面とか・・・やっぱり愛してたんですね(涙) ウェイングローのことはやっぱり許せなかったんですね、「俺を見ろ!」ってね(笑) 残されたイーディにはまた寂しい生活が・・・(涙)
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