「叫ぶか、黙るか。二人は出会った。いま高鳴る銃撃のシンフォニー」ヒート たぁ〜ちぃんさんの映画レビュー(感想・評価)
叫ぶか、黙るか。二人は出会った。いま高鳴る銃撃のシンフォニー
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劇場公開時に、映画史に残る17分間の銃撃戦と話題になった、中盤の街中での警官隊と強盗団の撃ち合いは、監督が銃器のチョイスだけじゃなく、発砲音から弾着にまでこだわっただけあって本当に凄い!
そしてアメリカを代表する2大アクターの本格的な初共演だが、2人が同じフレームに顔を揃えることはない。
彼らはコインの表と裏だから同時に見ることができないのです。
自分達をコインに例えるダイナーでのシーンは、デ・ニーロの提案でリハーサル無しで撮影開始し、お互い相手の反応を見ながら、表情を変えたり仕草を変えたりしたそうな。
互いを認め合いながらも宣戦布告する2人。このシーンのセリフが後半からクライマックスにかけて活きてくるので、緊張感溢れるやり取りにした2人の名優はさすがですね。
お互いにプロの流儀を持つ刑事と犯罪者が宿命の対決を迎え、相手を讃えるが如く握手を交わす。
仕事にしか生きられない男達を描いた、マイケル・マンの集大成的作品です。
追記:女で自滅した。て書いてるアホがいるが、女よりも復讐を優先した結果なんだけどね。
映画の観方がわからんのだろうか...泣けるね(笑)
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