「デ・ニーロとアルパチーノのPV」ヒート ひぃちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
デ・ニーロとアルパチーノのPV
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アル・パチーノとデ・ニーロの共演ということで、観ました。
警官と犯罪者という、対極の世界に居ながらどこか共通点を持つふたり。
それは「独り」ということ。
ヴィンセント(アル・パチーノ)は結婚しているが、妻とはうまくいっていない。
ニール(デ・ニーロ)は「証拠は残さずにいつでも高飛び出来るよう」に常にひとり。
追うプロと追われるプロ。
最後まで、プロだったふたりが得たものは愛ではなく、似た人間と心を通わせること・・・だったのかな?
孤独の中を走り回り、やっと見つけた自分。
しかしその自分を撃ち殺してしまった人間(ヴィンセント)と、
その人間に撃ち殺され、握手して果てた人間(ニール)。
どっちも結局何かを失ってるような?
これは「言いたいこと」みたいなのを4割もいかないくらいで止めてしまって終わっている感のある映画だ(^_^;)
銃撃戦があまりにも長すぎて、ひきまくりでした。
やりすぎだああぁぁあ
有り得ないよう
こんなのがあったらもう「戦争勃発」とかそっちの世界ですよね、、
(私が世間知らずなだけ?アメリカじゃこういうの普通なんだろうか。
それを加味しても有り得ない気がするのですが)
ニールの「親父と弟はどこかで生きているはずだ」
のセリフが何かの伏線かと思って今になってがっかり。涙
(何故独りを好むのか、それが生育歴に関係しているのか?
弟は誰々で、父親は実はこの人!、という後の設定に繋がるとかして欲しかった。
ヴィンセントが実は弟とか)
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