愛と哀しみの旅路

劇場公開日:1991年3月21日

解説・あらすじ

第2次世界大戦を背景に、アメリカ人男性と日系女性との恋愛を描いたメロドラマ。ロサンゼルスで映画館を経営する日本人を父に持つリリーは、アメリカ人のジャックと恋に落ち、周囲の反対を押し切って結婚する。彼らは子宝にも恵まれて幸せな毎日を送っていたが、日米開戦にともない、日系人は強制的に収容所へ送られることに。2人は離れ離れになってしまう……。監督・脚本は「ミシシッピー・バーニング」の名匠アラン・パーカー。

1990年製作/133分/アメリカ
原題または英題:Come See the Paradise
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1991年3月21日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第43回 カンヌ国際映画祭(1990年)

出品

コンペティション部門
出品作品 アラン・パーカー
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映画レビュー

4.0 自国の恥部をもきちんと描く米国映画

2025年11月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

第二次大戦前夜の白人男性と日系米国人二世女性の恋愛・結婚から、大戦勃発により主人公の家族ら日系人がマンザナール収容所に強制収容される悲劇を描いている。

ヒロイン役のタムリン・トミタをはじめ日系米国人俳優が大挙出演しており、日系人たちの台詞が英語と日本語がちゃんぽんになったような言葉なんだが、同じシーンを英語の台詞バージョンと日本語台詞バージョンで別々に撮り、編集だか録音の段階でミックスしたらしい。日系人の描写が非常にリアルで、この頃の外国映画によくあった勘違い日本人になってないのが素晴らしい。まあ日本人ではなく日系米国人だからかもしれないし、あるいは日系人から見たら不自然なところもあるのかもしれないけど。架空人物の架空の物語だが、社会派要素とドラマ要素のバランスが上手くとられている佳作だった。こういう社会派歴史映画をきちんと作るところが米国映画の偉いところです。ま、監督のアラン・パーカーはイギリス人だけど。

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バラージ

4.5 come to see the paradise

2020年11月7日
iPhoneアプリから投稿

感動しました。しかしアメリカは人種差別は根深ね。

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alextm

0.5 今晩ミー

2020年2月14日
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幸史佐久間

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