「英雄、あるいは戦争狂い…去り際の哀愁」パットン大戦車軍団 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
英雄、あるいは戦争狂い…去り際の哀愁
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第43回アカデミー賞作品賞受賞作。
Blu-rayで鑑賞(吹替)。
パットンは英雄か、はたまたただの戦争狂いか。視点や立場の違いで様様に変容する彼の人間性が、とても興味深い。
「趣味:戦争」と言っても過言では無いパットンは、戦争となると類い稀なる才能を発揮し、破竹の進撃で敵を圧倒する。
だが人格に難あり。今なら一発退場なパワハラぶりで上官の頭痛の種。過激な発言は即国際問題へと発展してしまう。
数奇な生き様に目を瞠り、去り際の哀愁が目に沁みる。凄まじいスケール感と大迫力の戦闘シーンの連続には息を呑んだ。
次は是非とも、大きなスクリーンで観てみたい。
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