劇場公開日 1992年7月11日

「ティムバートンの持つ世界観を最大限に引き出した怪作。 バットマンシ...」バットマン リターンズ NORIDARさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ティムバートンの持つ世界観を最大限に引き出した怪作。 バットマンシ...

2017年8月22日
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ティムバートンの持つ世界観を最大限に引き出した怪作。

バットマンシリーズは基本的に主人公以外のキャラクターに焦点を当てがちの映画だが、本作はその中でも特にバットマンはおざなりで周りの印象が強い。

幼くして両親に捨てられ地下で陽の目を望むペンギンと、上手くいかない人生の末会社に殺されたキャットウーマン2人の強烈なビジュアルと哀愁にやられる。

特にキャットウーマンを演じるミシェルファイファーのえげつない美しさとアクションは観ていて本当に飽きない。
特に変身する所は名シーン中の名シーン!
もう正直キャットウーマンの映画と言ってもいい作品。
最高すぎる。

合わせてこの映画の最大の魅力は造形ビジュアルセンス!
ペンギンサーカス団一人一人の見た目のブラックコメディ感、ペンギンの乗り込むアヒルちゃんの毒々しさ、正直ビジュアルだけならティムバートンの最高傑作なんじゃないかと思えてくる。

お話自体は正直ダメダメだが、絵面で100点の作品。

映画史に残る昇天しちゃうほどのディープキス!必見!

NORIDAR