ハロウィン(1978)のレビュー・感想・評価
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ジョン・カーペンター版
超久しぶりに観たジョン・カーペンター版🎥
ブギーマンの原点。
前はだいぶ怖い感じがした記憶だったが、今回はさほどでもなかった。
ある殺人事件から15年後、その犯人が施設から脱走して、町に戻る。それがハロウィンの日。近所でも仮装した人たちがいるので、ブギーマンも違和感ないあたり、なかなか良くできた設定だと感心した。
そしてハロウィンの夜、次々と殺人が繰り返されて……というドラマ。
全体的に画面が暗い。これは怖さを狙って暗くしたのかも知れないが、真っ暗で何にも見えないような状況は怖さよりも「?」が先に来る。
劇中、ハワード・ホークス監督の『遊星よりの物体X』をテレビで観る場面があるが、このあたりはさすがジョン・カーペンター監督である。
なかなか面白かった👍
奇妙な息づかい‼️
スラッシャー映画というジャンルにおけるビートルズのような作品だと思います‼️「13日の金曜日」のジェイソンや「エルム街の悪夢」のフレディの大先輩、マイケル・マイヤーズ‼️あの忘れられないテーマ曲がかき鳴らされる中、マスクをつけ、巨大ナイフを手にしたマイケル・マイヤーズがジェイミー・リー・カーティスを追いかける‼️ただそれだけの展開なのに観る者はジョン・カーペンター監督のスリリングなショック演出に陶酔させられる‼️このジャンルにおける数少ない快作の一本ですね‼️ぜひ「フレディVSジェイソンVSマイケル・マイヤーズ」が観たかった‼️
ここに無敵のブギーマン誕生!
70年代に低予算で作られた映画ですが大ヒットとなり、ジョン・カーペンター監督の才能を世に示した作品ともいえるでしょう。しかも、脚本、音楽までも作っているというびっくり監督です。
音楽に関しては、これまた名曲。名作ホラー映画には名曲ありとよく言ったもので、一度耳にしたら絶対忘れられず聴いたものを不安に掻き立てられるような音楽は、映画ハロウィンの代名詞にもなりました。
冒頭ではいきなりの殺害シーン。これが一番ショッキングなのかもしれません。マスクからの視点で覗いた映像では淡々と殺害していく。いったい犯人は誰なんだ!?っと思ったら小さな子供なんです…。まさか、幼い子供がこんなにも残酷な殺し方するとは思わずギャップに衝撃を受けます。
その後の話は、なかなか展開が進まないので少し退屈な感覚になります。殺害シーンも、血吹雪やグロ場面など全く無いので、現代のホラー映画の感覚で観てしまうと少しつまらなく感じてしまうかもです。
ただですよ!先述したとおり、まだジェーソンなんかも登場していない時代に、残酷描写が全くなく、たたずむだけで不気味な存在の怪力殺人鬼に世界は恐怖したんです。それだけでも、やはり名作と言えるでしょう。
では、本作で残酷描写もなく恐怖してしまう理由はなぜなんでしょう?まずはブギーマンことマイケル・マイヤーズの殺人の動機の不明さ。よくあるのは幼少時代に虐待されてその反動とかですがそういうことは全くなし。劇中では「生まれながらの邪悪」とまで言われています。どんなに刺しても拳銃で撃っても死なない不死身な人間離れした部分も恐怖を感じさせられるのです。
さらにこの映画を後世に語られる伝説的にした要素は2つ。1つ目は不気味なマスクです。単に遠くでたたずんでいる姿が出てきますが、立っているだけなのにその冷酷なマスク姿が強烈なインパクトを残します。もう一つの要素はやはり音楽です。名曲が要所要所に挿入される、視覚だけではなく聴覚でも不気味さが体験されるため、観客はスリリングな体験を味わうのです。
そういった理由もあってでしょうか、本作は「文化的、歴史的、美学的に重要」としてアメリカ議会図書館の国立フィルム登録簿に登録までされている映画でもあり、世のスプラッターホラーの先駆けともいえる作品でしょう。
シリーズとしては8作も作られ、さらにはリメイクも多く行われ、最も稼いだインディペンデント映画ともいわれており、後世の他の映画にも影響を与えたとなった映画です。
100%スリラー
サスペンス、スリラー、ショッカーの類は普通のドラマシーンもある程度は含まれますが、こちらは90分間ほぼすべてサスペンスかスリラーかショッカーです。
凶行場面は数えるほどなのに、そこに至る経緯を全編スリラーで通すのは並みの演出技術ではないでしょう。
換言すれば、ヒッチの映画術のエッセンスの部分だけを抽出して再構成したような作品です。
全ての始まり
徐々に、ゆっくりと、しかし確実に近づく恐怖
なぜかそこにいる。そしてなぜか不死身!
目をつけられたローラは災難だがこの因縁が後の新ジョンカーペンター3部作へ繋がる
ホラー映画の記念碑的な作品の一つであることは間違いないので一度は観ておくべきか
あっさり倒せるが蘇り続ける様は面白い
そしてしっかり怖い
【今作後、ハロウィンシリーズが人心を得て、40年を超えたシリーズ化された意義は大きい作品である。】
■1963年のハロウィーンの夜、イリノイ州ハドンフィールドでマイヤーズ家の長男で6歳のマイケルが姉のジュディを殺害した。
その後、マイケルは精神病院に送られる。
そして、1978年のハロウィーンの前夜、マイケルは精神病院を脱走し、とある少女の命を狙う。
◆感想
・明かなる精神異常者で、サイコキラーであるマイケル・マイヤーズの降誕作品である。
・彼の行動原理は、今作以降も一切明らかにされない。
ー 普通のサイコ作品では、その背景が描かれる事が多いが、このシリーズでは潔いまでにブギーマンの行動原理は明らかにされない。ジョン・カーペンターの手中の作品である。(観る側に余計な情報を与えない。)ー
<今作後、40年以上も続編が作られている事には驚嘆する。
(という事は観る側に、支持されている事という事である。)
ブギーマンと呼ばれるマイケル・マイヤーズの絶対的な悪意の塊の様な存在が、観賞する側に不可思議なる印象を与える事であろうと思う。>
ジャンルとしては サイコサスペンスになるのかな。 理由もわからずに...
ジャンルとしては
サイコサスペンスになるのかな。
理由もわからずに、
謎のマスク男に狙われるの怖い。
暗いところから、
ジョジョに白いマスクが浮かび上がってくる演出良かったです。
ハロウィンシリーズ初めて見た。
ロブ・ゾンビ監督バージョンも見てみたい。
殺人鬼ホラーの金字塔ですかね
死ぬこれ2021でBlu-ray購入してチラ見しました。
今までホラー好きと言っておきながら観てなかった(?)(子供の時観てたのかな…)作品でした。DVDなどはどのオークションサイト見ても、取引値は高値でプレミア価格付いてる作品なのだけど、正直なところ古い作品というところをマイナス加味しても退屈でした。そして全く面白く無かったです。しかしこの作品が無かったら13金とかエルム街とかも無かったのかな?と思うと感慨深い…ってだけ。いつもジョン・カーペンター監督作品には過大な期待をしてしまうけど、これはなんか肩透かしで退屈。けど、音楽は良かったよ。この作品って市場価格はシリーズセットで数万とかするけど、廉価版買って観て良かった。自分にはワザワザ給料の大半注ぎ込んで買う価値は無いと思いました。多くのハロウィンファンの皆さん本当にごめんなさい。。全くの私感ですから怒らないで。。謂わば、コンバースオールスターの初期靴型から出来たのがこの一足です!だから凄いんです!って事だけだよね?
上品薄味な模範作。
なるほどホラーの古典。
初めから天ぷらそばやカレーうどんを食べ続け今更かけそばを知りシンプルでいいねな感慨か。
もはや全く怖くないが、哀愁といびつな善意の孤独な殺人鬼の原型か。
今も最恐を誇る「悪魔のいけにえ」と真逆の位置で並び称される上品薄味な模範作。
リマスター4Kブルーレイ視聴
監督が黒澤監督を好きとのことで、昔の映画なのに構図と明暗がすっきりしてて見やすかった!80年代頃に流行ったBGMのチャカチャカしたギター音が苦手なのですが、それが全然無くてBGMが終始あのピアノの曲なのでメリハリが利いてて怖いし美しい。スラッシャーというより和製ホラーに近い感覚で視聴していました。原点にして頂点!面白かった〜!
本当に人間なのか。やはりブギーマンなのか。
動機不明、感情不明。
日常生活の中で突然降りかかる不幸。
これこそブギーマン。マイケル・マイヤーズ。
音楽も素晴らしいです。
様々な演出で、マイケルの異常性を物語ってくれる伝説的な1作目だと思います。
何故、そこにいるのか。
理由もわからず狙われ続け追われる恐怖。
ましてや人間なのかすらわからない。
大好きです。
ジョン・カーペンター
13金やエルム街などの先駆けとなった不死身殺人鬼ホラー映画。しかし、その先人的的功績しか評価することはできず、内容がしょぼすぎる。全く怖くないのだ。一番怖かったのが15年前のマイケル。わずか6歳にして殺人鬼を見事に演じていました(と言っても、突っ立ってるだけ)。
低予算ということもあってか、カーペンター作品は当たりはずれの落差が大きすぎる。
ストーリーらしいストーリーはないから面白くない。殺人鬼も、いまみて...
ストーリーらしいストーリーはないから面白くない。殺人鬼も、いまみても怖くない。
でもこれの影響で様々なホラー映画が生まれたので、参考としてみた。
ジョンカーペンターのファンだけど、SFの方が好きかな。
最近の傑作ホラー映画「it follows」はこの映画に大きな影響を受けているなと感じた。閑静な住宅地で何者かに、ゆっくりと追われる感じ。
主人公の女の子が授業中に窓の外に見てしまう所なんかは、全く同じシーンがあるくらいだ。
殺人鬼映画のはしり的存在。
昔、子供の頃に観たことがあったのですが
このシリーズ・・・何作目を観たかも覚えていなかったので
改めて観てみました。
今観ると、子供の頃に観たインパクトには欠けますが
殺人鬼映画の はしりだったんですよね。
ジェイソンも、フレディー・クルーガーも
「ハロウィン」のマイケルなくしては 生まれていなかった?かも?知れません。
犬神家の一族の「佐清」のような・・・表情の読み取れない不気味なマスク・・・。
道の反対側で、微動だにせずこちらを見ている姿は
やっぱり怖いですね。
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