「80年代青春映画の幕開け」初体験 リッジモント・ハイ バラージさんの映画レビュー(感想・評価)
80年代青春映画の幕開け
米国のハイスクールを舞台とした青春映画で、当時弱冠22歳のキャメロン・クロウが高校に潜入入学して書いた小説を自ら脚本化し、28歳のエイミー・ヘッカリングが監督した青春群像劇。70年代を代表する青春群像劇『アメリカン・グラフィティ』に続く、80年代青春映画の幕開けを告げる傑作と言っていいだろう(2005年にアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録されたとのこと)。実は10年代になってからようやく初めて観たんだが、『アメグラ』同様今でも全く古びていないのがすごい。
公開当時はフィービー・ケイツのトップレスヌードが話題になったらしいが(確かに非常に素晴らしかった。この頃のフィービーは本当に神がかり的に可愛い)、フィービーは準主演で主演はショーン・ペンとジェニファー・ジェーソン・リー。ただし数多くの登場人物のエピソードが並行して描かれる青春群像劇で、ショーン・ペンとジェニファー&フィービーは最後まで絡まない。ちなみにジェニファーもトップレスヌードになってます。他にも若き日のジャッジ・ラインホルドとかフォレスト・ウィテカー、エリック・ストルツなんかも出演しているが、まだ髪があった頃のアンソニー・エドワーズとニコラス・ケイジは端役ということもあってどこに出てるのか全然わからなかった。
ま、とにかくとても面白かったです。結局、中古DVDを買い、さらにBlu-rayに買い換えてしまいました。
コメントする
