「物語とは。」裸のランチ ezioさんの映画レビュー(感想・評価)
物語とは。
よくわからない組織で、よくわからない活動をする、自分でもよくわかっていない男。その男の薬物とその活動を断片的に描く。
理解し難いストーリーの流れや描写が目につくが、あくまでもそれらは"男"を中心とした世界で語られており、一つの物語を成している。
やはり監督のお家芸ともいえる、奇妙でドロっとしてヌメり気のある、"生き物"なのか"モノ"なのか、少なくとも"ナマモノ"であることは確実な存在の数々は不思議な愛嬌があり素晴らしい。特にタイプライターたちは、その世界観を直感的に理解できる良い存在だった。
コメントする