ハーフ・ア・チャンスのレビュー・感想・評価
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【高級車泥棒のコケティッシュ娘が、父親候補の二人のイケオジイを翻弄する話かと思ったら、ロシアンマフィアに追いかけられる爆破シーンテンコ盛りのアクションコメディだった。ビックリ!】
■高級車専門の車泥棒・アリス・トマゾ(ヴァネッサ・パラディ)は、母親の遺言で本当の父親を捜すことになる。
突然現れたコケティッシュな美女アリスを前に、自分こそが父親であると張り合うジュリアン(アラン・ドロン)とレオ(ジャン=ポール・ベルモンド)。
だが、ロシアンマフィアが大金5000万ドルを隠した車をアリスが盗んだことから、3人はマフィアと警察との抗争に巻き込まれていくのでアール。
◆感想
・この作品はオイラの灰色の映画脳細胞リストにもなくって知らなかったなあ。
多分、今作を観た方はアラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドが目当てだと思うんだけど、オイラはヤッパリ、ヴァネッサ・パラディさ!
・ヴァネッサ・パラディに嵌ったのは、〇学生の時に名盤セカンドを聞いてからなんだけど(我ながら、嫌らしい子供だな・・。)今作はそれから8年後の公開だから、”ホモ飴”(意味が分かる人は、偉い!)レニー・クラヴィッツ君を振って、ジョニー・デップと交際を始めた頃だと思うのだが、彼女のすきっ歯コケティッシュな可愛さが全開なのである。
・イケオジイ、アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドも勿論魅力なんだけど、(特にアラン・ドロンは半端ない格好良さである。お幾つだったのかな。凄い色気である。)ヴァネッサ・パラディはそんな二人に愛されつつ、危険なロシアンマフィアの攻撃を、刑事キャレラ(エリック・デュフォス)とも絡みながら、交わすのでアール。
<エンドロールでの、アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドが、ヴァネッサ・パラディの頭をポンポンしたりして、凄く嬉しそうなのも、何か良かったな。
それにしても、劇中のロシアンマフィアのクルーザーの爆破シーンを始めとした数々の爆破シーンは、マジに爆破してんのかな。
当時、VFXなんてないでしょう。あったの?
流石、アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンド共演作である。
凄いなあ。じゃーね。>
往年の名優ふたりの共演作
ヴァネッサパラディ扮する高級車泥棒のアリストマゾは、出所する際に母親の遺言をテープで聞いたところふたり同時に愛した男性がいてどちらが父親か分からないとの事だった。
まずアリスはジャンポールベルモンド扮するレオブラザックと会った。続いてアランドロン扮するジュリアンヴィニャルにも会った。父親候補ふたりは、それぞれに娘と接した。ある日、アリスがトラブルになりたまたまマフィアの車を盗んだ事から3人はトラブルの渦中へ。
往年の名優ふたりの共演作だね。ふたりともハスキーヴォイスで貫禄満点。以前共演したボルサリーノのテーマ曲が流れたりして。アリス役のヴァネッサパラディも個性的な声とビジュアルで引けを取らなかったね。そこそこスリリングな展開もあって結構楽しませてもらったよ。
アラン・ドロンは良い年の取り方をしましたね
昔、別れた恋人に娘がいたことを知った初老の男性二人が、その娘を助ける為に奮闘する物語。
アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドが共演したアクションコメディです。
ただ、フランスの方とツボが違うのでしょうか?まったく笑えません。多分、映画館でも笑えないと思います。コメディで笑えないのであれば、ただふざけているだけに見えてしまいます。
アクションも大したことはなく、ストーリーでの面白さを見つけることも出来ませんでした。
評点2は、不愉快な気分にならなかったから・・・だけの評価です。
最高に楽しい
パパと思われる二人と、娘。さあどっちが本物?。
というまあよくあるストーリー。だけ覚えてました。
そこに娘が盗んだ車が、マフィアの金を積んだ車が絡んで。
ドンパチやらなんやら、まあ忙しい。
A・ドロンとJ=P・ベルモント。この二人が一緒の画面にいるだけでワクワクするし。
お互いを「老人呼ばわり」しながらも、娘と三人チームを組む。
もうすっかり「どっちがパパ?」も話は休戦状態。
それがまた、面白かったりして。
作品冒頭に出てくる「赤外線解除ごっこ」は、これの前哨戦だったのかとか。
話の結びつきが後半繋がっていくのも、ナイス。
「おいおい!」と時に笑いながらも、要所は応援モード。
いま見ても面白いって、ツボりました。画像も荒くなかったし。
ラスト近くにJ=P・ベルモントが、「またか?」って綱を渡るシーン。
きっと過去作のことを言ってたのかしら?。
そんな妄想しつつ、爽やかな終わり方。
いい作品は2度見ても面白いのです。温故知新library入り。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「(俺たち)まだやれるかな」「当然だ」
ジョニデと出会った頃のヴァネッサ・パラディ
豪華
ボルサリーノ
アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドが『ボルサリーノ』以来28年ぶりの共演。そして車泥棒はジョニー・デップの子を産んだヴァネッサ・パラディである。
高級車をいっぱい所有している高級車ディーラーのベルモンド。対抗してヘリに乗せてくれるアラン・ドロン。二人との楽しいひとときを過ごした後、ふと盗み癖が働き、マフィアの車を盗んでしまったアリス。車をどんどん爆破させる恐ろしいロシアン・マフィアだ。だけどベルモンドもドロンも後ろ暗い過去が・・・
突如かかる『ボルサリーノ』のテーマ曲。父親はどっちだ?などといった場面はかなりコミカルだけど、マフィアと対するときはかなり大がかりなアクション。二人の同窓会的な和やかな雰囲気も面白い。警官の汚職をもっと扱ってくれたら一級品になってたかも。
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