「まるでシューティング・ゲーム」ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
まるでシューティング・ゲーム
総合:65点
ストーリー: 60
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 75
音楽: 65
この「男たちの挽歌」シリーズの特徴でもあるのだろうが、とにかく銃を撃つ。撃って撃って撃ちまくる。いったい何発の弾丸が発射されたことだろう。それによって名前も登場しないようなエキストラが次々に倒れていく。それはゲームセンターにあるシューティング・ゲームを見ているようで、実に軽く人が死んでいく。拳銃はもちろんのこと軽機関銃も何百発という弾丸を吐き出し、さらには手榴弾やバズーカ砲まで登場し、最早犯罪活劇という範疇を超えている。そういうとにかく派手でゲーム感覚な撃ち合いと、ハード・ボイルドな男くさい雰囲気が見たければいいのではないか。
しかしこの撃ち合いはやはりやりすぎだよ。犯罪者と警察というより、武装テロリストとSWATの戦闘といったほうがいい。いや彼らでもここまで撃たないか。
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