「皇帝一家の哀れな末路」ニコライとアレクサンドラ 重さんの映画レビュー(感想・評価)
皇帝一家の哀れな末路
マイケルジェイストン扮する皇帝ニコライ2世は、生まれたばかりの息子のために旅順から日本人を追い出したいと言っていた。ジャネットサズマン扮するアレクサンドラ皇后の体調が思わしくなく、トムベイカー扮する祈とう師ラスプーチンが話しかけた。皇太子は出血が止まりにくい血友病になっていると診断された。皇帝は、旅順に兵を送り続いており学生などから反発されていた。ラスプーチンは、皇后に皇太子を治す力があると力説した。そんな折、デモ隊に兵が発砲し大量に死者が出た。皇帝は結果を聞いて慌てた。その後、皇太子は無事に成長したが、皇后がラスプーチンの意見を聞き皇帝にもの申す様になってきた。側近は、ラスプーチンを追放すべきだと言ったので追放した。しかし、皇太子が危篤に陥り皇后はまたラスプーチンを呼ぶ事にした。皇太子は何とか元気を取り戻した。今度はドイツがロシアに宣戦布告した。とうとう戦争に突入。果たしてロシアの運命や如何に? ロシア皇帝とはいえ、人の子の親。息子が心配でかなわないのに立場に徹するのは辛いね。
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