ニコライとアレクサンドラのレビュー・感想・評価
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おそロシア🇷🇺 最後の皇帝の話。アレクサンドラって妻のことか、てっ...
おそロシア🇷🇺
最後の皇帝の話。アレクサンドラって妻のことか、てっきり息子のことかと。怪僧ラスプーチンは他作で見てなんとか知っていた。それくらい世界史オンチの私にとってラストはかなりの衝撃だった。ああ、おそロシア🇷🇺
歴史がわかってない私などには、やや分かりにくい。後でいろいろ調べた。おかげでいい勉強になりました(笑)
長かった(笑笑)
家族にとってはいい父親
ロシア革命に興味がありレンタル屋にないので購入して観ました。家族には良い父親母親でしょうが、本で読んだ通り無能ですね、夫婦揃って自身の立場、危機管理能力なし向いてない。親の暗殺まで見てるなら予測可能な事の連続で、ニコライが母マリアに叱責されるシーンがなんかスカッとした。巻き込まれた子供達が不憫で仕方なかった。しかし革命って恐ろしいなと思いました。日本の皇室は政治関係なくてつくづく幸せですね。
まぁタイトルがそれだから仕方ないけど、子供達のエピソードがもう少しほしかった。ラスプーチンはまんまっぽくて、大変良かった。全体的にとても解りやすい映画でした。
悲劇的な大河ドラマ
皇太子アレクサンダーの誕生~ロマノフ王朝の滅亡を描いた歴史映画
他人の意見を聞かず国のかじ取りを誤ったニコライ二世によって生み出された共産主義勢力によって殺されて因果応報のような展開にも見えるけれど、そのあとにできたソヴィエト連邦も同じようにひどい国家だったから皮肉めいたものを感じた。
ニコライ二世は無能な暴君と「坂の上の雲」に書かれていたが後半は家族思いのいい父ちゃんのように見えたのが意外だった。
無能な絶対君主の行く末
ブルボン王朝もロマノフ王朝も通じるところ、無能な君主に嫌気がさして人臣の心が反発に変化する。凡庸な君主だと皆が不幸になる、の典型か? 立憲君主制に移行しなくても、官僚の意見も受け付けなくても、君主に能力があれば... 悲劇は、自身が後悔するように皇帝自らが招いた判断ミスの連続だった。明治天皇のカリスマ性と薩長出身者の能力で難産しながらも立憲君主制を固めた日本と見比べてしまう。
日露戦争、第1次大戦といった歴史的イベントと、ウィッテ、ラスプーチン、レーニン・トロツキー・スターリン、ケレンスキーなど、世界史で習った史実が分かりやすく、ロシア近代史のおさらいになる。
シャフナー監督がもう少し長生きされていたら…
NHKのBS放送を録画して鑑賞。
フランクリン・J・シャフナー監督は、
3時間超えの長尺で、
ロシア革命の背景も分かり易く、
帝政最後の皇帝一家の悲劇を詳細に
描いてくれた。
当時の大きな時代のうねりを考えると
皇帝がどんなに善政を行ったとしても、
逆らいきれなかった運命だったのでは
なかったかと想像する。
皇帝一家だけに留まらず、国民の多大な犠牲
の上に築かれた社会主義国家だったが、
民主主義社会からは程遠く、
国民に幸福はもたらすことの無かった
ソビエト連邦が、たった70数年後に
ゴルバチョフ大統領の登場によって
民主化が進み、共産主義の呪縛から解放
されたのは記憶に新しいところだ。
ソビエト連邦の崩壊の予兆など無い時代に
この作品を作り、ソビエト連邦崩壊の2年前、
そしてベルリンの壁崩壊の年に亡くなった
シャフナー監督が、
もし生前にそのことを目にしていたら、
ニコライ皇帝一家の悲劇に
改めてどんな感慨を抱いただろうか。
皇帝一家の哀れな末路
マイケルジェイストン扮する皇帝ニコライ2世は、生まれたばかりの息子のために旅順から日本人を追い出したいと言っていた。ジャネットサズマン扮するアレクサンドラ皇后の体調が思わしくなく、トムベイカー扮する祈とう師ラスプーチンが話しかけた。皇太子は出血が止まりにくい血友病になっていると診断された。皇帝は、旅順に兵を送り続いており学生などから反発されていた。ラスプーチンは、皇后に皇太子を治す力があると力説した。そんな折、デモ隊に兵が発砲し大量に死者が出た。皇帝は結果を聞いて慌てた。その後、皇太子は無事に成長したが、皇后がラスプーチンの意見を聞き皇帝にもの申す様になってきた。側近は、ラスプーチンを追放すべきだと言ったので追放した。しかし、皇太子が危篤に陥り皇后はまたラスプーチンを呼ぶ事にした。皇太子は何とか元気を取り戻した。今度はドイツがロシアに宣戦布告した。とうとう戦争に突入。果たしてロシアの運命や如何に? ロシア皇帝とはいえ、人の子の親。息子が心配でかなわないのに立場に徹するのは辛いね。
選択ミス続きで 破滅に向かう二人
英米合作で ロマノフ王朝の終焉を 冷静に描いている
全く人民を理解出来なかった ニコライとその妻の、凡庸さと人間らしさが 良くわかる
二人の選択ミスにより ロマノフ家が破滅へ向かう過程が、理解できる
日露戦争による財政難、人民の不満、息子の病気とラスプーチンの登場…
ことごとく、外れを引いている
終わるべくして、終わった… という感じはする
ケレンスキー、レーニン、スターリン、トロツキーなども登場
賢明だったストルイピン首相(ユダヤ人に暗殺される)と、ずーっと幸福になれなかった人民に 同情してしまう
宮殿に もう、エレベーターがあったのには 驚き!
ロシアに 格別、思い入れがある訳でもないような 英米のスタッフが 冷徹な観察眼で描く「統治能力のない駄目夫婦(扱い) 」のせいか、退位まで 心はあまり 揺さぶられない
が、それでも退位してからの苦悩と恐怖に 初めて人間味を感じる
坂を転げ落ちるように 止まらないロシアの混乱と レーニンの台頭
やっぱり、罪深い…
顧みなかった人民に 残酷に殺害されるのも、致し方無いか… と、思わされる
寛容の精神と 人民への理解がもう少しあれば、こんなことには…
わかり易くて、歴史理解には 役立つ映画
マイケル・ジェイストン、何やかやで 最後まで この長い映画を引っ張って行きました
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