ニキータのレビュー・感想・評価
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特殊任務を持っていようとは
アンヌパリロー扮するニキータは3名殺害の罪で無期懲役の判決を受けた。ニキータは死んだ事にされて国のためにチャンスを与えられた。
人間らしく生まれ変わる。だが手に負えない娘だ。誕生日ケーキプレゼントは意外だな。それに可愛い彼女だと思っていたら特殊任務を持っていようとはね。終盤、ジャンレノが友情出演かな。
最後は腰くだけになりそうだったけど、さすがリックベッソン、なかなかの迫力だったね。
主人公に共感出来ないのもあるかな・・・
暗殺者に仕立てられた不良少女の愛と苦悩を描く物語。
巨匠「リュック・ベッソン」の名を世界に知らしめた作品ですね。映画comではALLTIME BESTにも選ばれている作品です。
私は何故か鑑賞しておらず、先にハリウッドリメイク作品「アサシン」を鑑賞してしまいました。少し失敗でしたね。
感想は概ね「アサシン」と同じ。アクション映画としては観るべきものがなく、主人公の苦悩を描くにはエピソードが足りません。
ただ、リメイク作品と比較して、フランス語の独特な味わいと映像のほの暗さが、映画の雰囲気を盛り上げているようには感じ、少しだけ評点をあげました。
カナダやアメリカではテレビシリーズを作成したようですが、私が足りない・・・と感じたエピソードが付け足されるのであれば、とても良い作品になっているかもしれませんね。
私的評価はやや厳しめです。
生まれ変わって暗殺者になり、さらに罪を重ね続けるが、、、 環境から...
愛するが故に別れる
駆け引きなし
偽りなしの愛の告白
きっとそれだけで人は生きていける!
忘れられない、忘れない思い出として一生心に残るその愛情行動
何年経っても頭の中を何度もこだまし蘇るその言葉
不運に満ちたニキータも、ダイアモンドのような強くて美しい愛を射止めたのだから、実は幸せな人だったんだと思う
初めてつかんだ真実の愛、1つの愛を胸に秘め、どこかで強く時には危うく生きていくんだろうなぁ
マルコも、純粋で一途な愛を握りしめ強く生きていくに違いない
いや、彼女の幸せを願って旅立つことを既に受け入れたことこそ強さの象徴でもある
カッコよすぎる!!
手紙の存在をボブにわざわざ伝えた上で、内容を知らせないなんて!
この終わり方がマルコのカッコよさに拍車をかけている
国や組織が彼女の存在を忘れた頃、2人は誰にも邪魔されずに遠くの街でHAPPY END
それが自分が思い描く未来です
このストーリー等はもちろん実話ではないけれど、それにしても「国」とは本当に恐ろしい
以前はそれを誇張された映画の中でのこと、ドラマの中でのこと、小説の中でのことと思ってたけど、大人になってそのリアルなゾンビの存在に絶望さえ感じる今日この頃
マスゴミでは伝えられない'真実'を'実態'を世界に伝え、歴史に残すリュック・ベッソン
まじリスペクト!
【”君にもう一度だけチャンスをやろう。と政府の裏組織の男は言った。”美しくも哀しき女アサシンの苦悩と儚い恋を描いた作品。30年前のこの映画に後年、影響を受けた映画は数多あるのである。】
■内容は、巷間に流布していると思われるので、割愛。
だが、この30年前のリュック・ベッソンの映画に影響を受けた映画は数多あるのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・粗野で品性の欠片もない10代のニキータを演じたアンヌ・パリローの、ニキータが政府の裏組織に警官殺しで無期懲役になった事をチャラにする事と引き換えに、女アサシンとして訓練をする中、美しい20代の女性に変貌していく様が、凄い。
・ニキータを訓練するボブが、彼女に与えた最終試験のレストランの激しい銃撃シーンも忘れ難い。
ー プレゼントとして、差し出された箱の中に有った銃。ー
・ニキータは、見せかけの自由を手に入れ、スーパーで買い物をしていた時に会った、レジ係のマルコと恋に落ちていく様。
ー ボブは伯父さんとしてニキータとマルコが同棲している家に来て、二人にベニス行きのチケットを渡すが、そこでもニキータには殺しのミッションが待っていた・・。
バスルームで、隠されていたライフルを組み立て、マルコが呼ぶ中スナイパーとしてミッションを遂行するシーンは、幾つかの映画が明らかに影響を受けている。-
<ラストあるミッションに失敗し、命からがら戻ったニキータに対し、マルコは全て知っている”と言って涙を流すニキータとキスを交わす。
そして、彼はニキータを逃がした後に”ニキータを自由にしてやれ”と言ってボブにニキータが命懸けで取ったマイクロフィルムを渡し交渉するシーン。
ボブも、ニキータを愛しているため、”何とかやってみる。”と答えるのである。
ご存じの通り、掃除屋のヴィクトルを演じたジャン・レノが、この後「レオン」で大ブレイクする事も改めて記す。
今作は、30年前の映画だが、スパイガジェットの数々や、テンポよいストーリー展開は久方ぶりに鑑賞しても面白きリュック・ベッソン監督の名が世界に轟いた作品である。>
アクションか、恋愛か
不良娘が殺し屋として教育され日常と仕事の間で葛藤する物語
古典的なスパイ作品でのスパイの活動様式を実際のスパイもそんなことしてるんだろかと興味深く鑑賞した。パッケージには「過激な純愛映画」とあるが、たしかに純愛だが、それを物語として描けているとは思えず(描いているのは仕事内容と葛藤であり愛は描けていない)。ニキータがラストで魅せる感情的表現は典型的な感情的で純粋な女性である点について、最初の破天荒溌剌、芯のある彼女の本質から一般化されてしまっているように感じられてしまい、そこがマイナス。
フランス的な・・そして文学的な・・
最後の終わり方
ニキータの大きな青い瞳
野獣のような不良娘がそれなりの教育を受けて美しく成長して愛を知り、それゆえの痛みも知る。その過程が主演のアンナ・パルローのアップで伝えられる。
美しいブルーの瞳は至福の他にも不安や恐怖をよく映す。公開当時、凄腕の暗殺者がファッショナブルな女性であることが画期的だったのだと思うが、この人自身の魅力も大いに貢献したと思う。
手のつけられない不良娘ニキータ。警官殺しで無期懲役、判決時も暴れ...
手のつけられない不良娘ニキータ。警官殺しで無期懲役、判決時も暴れまくり、死んだことにされて殺し屋としての新たな人生を与えられる。反抗的な態度は変わらず、20歳の誕生日を機に変化が現れて、、、一気に3年後。23歳の誕生日、真面目に訓練を積んだようでしっかりと成長した様子。ボブが誕生日を祝ってくれるとレストランに連れて行かれプレゼントを渡される。上手く笑う事が出来なかったのに、自然と笑顔がでるようになって、素直に喜んでいたのに、、、実は殺しのテスト。せめて食事くらいさせてあげてもいいのに。
テストを終えていよいよ卒業、ボブに素直に怒りをぶつけたり、怖い、と涙ぐんたりと可愛いところもある。
新しい生活で恋人もでき、任務も確実にこなしていく。でもある任務で失敗してしまい、、、劇的なラストを期待したけどちょっとあっけなかったかな。
掃除屋が、ジャンレノ😊ここからレオンが誕生したのか、既にレオンの構想があったのか?
なんということでしょう💦この映画、ずっと観たつもりでいた。久しぶりに観ようと思ったら、観てないじゃん😱あの厨房で銃を手に隠れているシーン、有名なあのシーンを何度もみたからてっきり観たつもりになっていたのか?迂闊だった。今更だけど、面白かったデス!
女殺し屋
初任務はルームサービス、モナムール
警官殺しという大罪を償うために殺し屋にさせられたニキータ。判決は終身刑だったが、それを20歳前から23歳までを政府の秘密組織で訓練させられ、殺し屋に仕立て上げられる。序盤のヤク中少女という雰囲気も良かったけど、とても20歳とは思えないほど肌がボロボロで老けて見えたのが印象的。これも特殊メイクなんだろうか・・・
もっとも興奮させられるエピソードが婚約祝いにとボブからプレゼントさせられたベニスへの旅。婚約者マルコがいるというのに、殺しの命令が下る・・・今回3度目の視聴だったけど、このバスルームのシーンだけはすぐに思い出せるほど緊迫したシーン。
任務をこなし、徐々にマルコとの愛の生活を、普通の人の生活を享受したくなってくるニキータ。その普通への憧れが上手く表現され、悲しくもなってくる。個人的には冷徹さを表に出してくるボブのほうに興味がわいてきた。
ジャン・レノ演ずる掃除屋もどことなくコミカルで、彼の行動がすべてブラックジョークのような気さえしてくるのです。もしや『パルプ・フィクション』にも影響を与えているかのような感じ。
とにかく魅力があるかと問われれば、それほどでもなかったと言うしかない(化粧してからは魅力あったけど)。どうして彼女に素質があると見込んだのか?使い捨てのつもりだったのか?などと最後のマルコとボブの対話からは真意は探れないものの、ボブとしても初めての教育だったんじゃないかと感じてしまった。
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