ナイルの娘のレビュー・感想・評価
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ホウ・シャオシェンの少女青春映画
ホウ・シャオシェン監督が自伝的4部作と近現代史3部作の間に撮った作品。タイトルにもなっている劇中に登場する日本の漫画『ナイルの娘』は細川智栄子の『王家の紋章』のことだそうだが、作中のイラストは台湾の漫画家の麥仁杰(マイ・レンチエ)のものが用いられているとのこと。
レコード会社の出資でアイドル歌手のヤン・リン(楊林)を主演に起用した作品とのことで、公開当時から評価はあまり高くなく、ホウ・シャオシェン自身も出来には満足していないらしいが、僕は結構好きな映画だった。少女を主人公とした作風は『好男好女』以降のホウ・シャオシェン映画につながる。祖父役のリー・ティエンルーもいい味を出していた。
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【80年代、日本アイドル不良映画の様な台湾映画。】
台湾80年代グラフィティー
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