劇場公開日 1957年9月17日

「好きだけど、もったいない」どん底 K・Mさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5好きだけど、もったいない

2021年12月6日
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原作も黒澤映画も好きだけど、前半が長すぎる。
生き方で悩める人が観るべきなのに、すべてクリアする前に挫折するだろう。

馬鹿囃子はクライマックスだけで充分。職人の妻のくだりに時間かけ過ぎ。暗くなるだけ。

左卜全が魅力的で憧れるが、なにより山田五十鈴が黙っていても笑っていても情念が恐ろしくて良かった。

それだけにもったいない。

K・M